今年初の漫才大行進で、笑組の漫才を観た。
七福神のネタに玉すだれ。
本当に素晴らしいと思った。
私はロケット団が病的に好きだ。
それは正統派のしゃべくり漫才が好きだから、という背景がある。
生まれて初めて生で観た漫才師は、獅子てんや・瀬戸わんやだった。
漫才好きになったきっかけだと思う。
夢路いとし・喜味こいしの漫才はどれほど見返したか分からない。
内海桂子好江の漫才も大好きだった。
その流れか、笑組の漫才も非常に好きだ。
「待ってました!!」はまさに本心。
腹の底から笑い、日頃のストレスを発散させてもらうのが楽しみ。
故に6日の東洋館は涙が出る程に笑った。
今日、笑組ゆた師匠のYouTubeがアップされた。
七福神のネタは、昔ウケなかったから掛けなかったらしい。
久しぶりに掛けたらウケた、時を経て漫才が上手くなったと話していた。
詳細はゆた師匠のYouTubeを見てほしいが、私は視聴しながらベートーヴェンを思い出していた。
シューベルトが作曲の技術的に壁にぶつかった時に、敬愛するベートーヴェンに手紙を書いたらしい。
ベートーヴェンの助言は、「しばらくその仕事を忘れて、別な仕事に励みなさい。2〜3年経って改めて向き合うと、何故これに悩んでいたのか?と思う様になるよ。」
そのエピソードそのものだった。
笑組の漫才は本当に面白い。
古典文学をモチーフにした漫才や、タイ国をネタにした漫才。
強く印象に残る漫才がたまらなく好きだ。
ゆた師匠、かずお師匠には身体に気をつけていつまでも素晴らしい漫才を見せて欲しいと思う。