いつもロケット団の漫才を楽しく見聞きする。

東洋館に観に行く。

演芸ホールにも。

池袋や末廣亭はだいぶご無沙汰。

定例集会を観に行き、定例ラジオを聴く。

 

ロケット団を知って20年程になるか。

客が四人の東洋館で見た漫才が物凄く印象に残っている。

 

若手の頃からガンガンウケる漫才だった。

三浦君は驚異的な若手だったし、強烈な才能が迸る様だった。

倉本君は真面目で一所懸命な印象を覚えている。

決して器用な若手ではなかったと思う。

ただ、2人の調和は取れていた、様に見えた。

本当のところは本人達にしか分からない。

ただ、三浦君は相方として倉本君を本当に大切にしているという印象を受けた。

実際に倉本君のツッコミがどんどん力を付けるのに合わせる様に、三浦君はギヤをあげてきた様に感じながら観ていた。

 

自分でも呆れる様なロケット団ファンだと思うが、長く観ているからこそ面白さが分かる気もする。

若手だった彼らと同じ時間を過ごす中で、その成長を観ることが出来たのは喜ばしい。

そして、今大看板となった姿を楽しく観ている。

 

獅子てんや瀬戸わんやを初めて見た時から漫才という演芸は好きだった。

夢路いとし喜味こいし、内海桂子好江に夢中になった。

五代目柳家小さんを見て落語にも夢中になった。

私が生まれる前からの名人達。

 

ロケット団は、同じ時代を生きている。

そういう意味で、ナイツもホンキートンクも宮田陽昇もねづっちも、親近感を持って応援している。

私はツッコミが好きなので、天才三浦昌朗にツッコむ倉本剛青年を応援しながら観ていた。

今思えばそうだった。

そして今、当代きってのしゃべくり漫才を観ている楽しさ。