昨日、一昨日の漫才大行進。
私が大好きな漫才師のロケット団、ホンキートンク、笑組が揃っていた。
これは非常に嬉しい。
他にも好きな漫才師が多い漫才協会だが、ロケット団は我ながら病的に好きだ。
また、ホンキートンクは今新たな歩みを見せてくれている、注目の漫才師。
そして、笑組は私の好きな寄席漫才の一つの完成形だと思っている。
中入りに、ロケット団倉本君が挨拶に来てくれた。
笑組のゆた師匠も。
贅沢な事に2人で即興のやり取りを見せてくれた。
ほんの2分程だが、思い出し笑いする様な面白さだった。
笑組のゆた師匠、かずお師匠は玉すだれを披露してくれたが、本物の芸としての玉すだれは初めて見たお客さんも多かったのではないか。
物凄い笑いと拍手。
実に素晴らしい時間だった。
ロケット団の漫才の面白さは突出している。
三浦君は、その卓越した芸で我々を彼の作り出す世界に引き込む。
引き込まれて舞台上の2人から目が離せなくなる。
倉本君は三浦君にツッコミながら、我々客にもツッコむ。
ロケット団の漫才は舞台を直接見る事で最高の面白さとなるのだ、と私は思う。
寄席はそれほど敷居は高くない、軽い気持ちで見てほしいと思う。
ロケット団、ナイツ、宮田陽昇、ホンキートンク。
かつて、漫才協会四天王として若手のホープだった。
ロケット団、ナイツにWコロンを加えての三銃士というユニットもあった。
今はロケット団、ナイツ、宮田陽昇、ねづっちは大看板として漫才協会に君臨している。
ホンキートンクの間瀬弾さんは、これらのメンバー中宮田陽さん、木曽さんちゅうさんに次ぐ年長者だ。
その弾さんは新たな相方である遊次君を育てながら、再び追う者としてその漫才を見せてくれている。
その姿は、かっこいいと思う。
遊次君は4年目?とは思えない程上手くなっている。
弾さんが非常に上手い漫才師なので、そこから学び、引き出されているのだろう。
数年後には自らの色を出していくだろう、その頃まで注意深く見たいと思う。