山竹のコントは極めて面白い。
どのネタを見ても、常に客席は大爆笑に包まれる。
時にアドリブを加え、時事ネタも絡める。
コントの魔術師だと思う。
山口君のコントにおける反射神経は神技だ。
竹田君は時にセリフを忘れる、間違える、飛ばす。
山口君はその様なある意味事故をさえもネタに笑わせる。
瞬間的に笑いに転換させるセンスと技術、本当に凄い。
竹田君の強烈な個性もまたこのコンビに不可欠だ。
山口君は監督であり脚本家であり、演出家であり、演者でもある。
竹田君は主演だと思う。
「竹田高利、40歳…位」で始まるコント、竹田君が山口君に振り回されていく展開が主。
汗をかいて頑張る竹田君は、存在自体が面白い。
山口君のコント師としての能力は漫才協会の宝であり強みだ。
こればかりは代わりの居ない能力だと思う。
今年も山竹コントを見て大笑いしたいものだ。