ニート息子がとうとう仕事を見つけてきた
息子の知人から猫の手も借りたいくらい人が足りないから誰かいないか
という話しがあり
ニート息子は毎日引きこもり状態なので
白羽の矢が立ったそうです
猫よりかはマシとでも思ってくれたのだろうか
面接に行き、即採用
とんとん拍子に話しが進み
とうとう水曜日から仕事開始
久しぶりの仕事に
作業着やらタオルやらをタンスの奥から引っ張りだし
ここに置いておくよ〜だなんて
わたしの方が少し浮き足立っていた
水曜日∶順調に仕事に出かけた
木曜日∶順調に仕事に出かけた
金曜日……金曜日、息子が今日は仕事休みと言い、わたしの車で出かけて行きました
こんなにすぐに休み?おかしいと怪しんでいたら
見知らぬ人からの着信あり
出てみると、息子の職場のリーダーさんからで息子さん出勤していないのですが……
はぁ…やっぱりか
こういう電話が来ると一瞬で奈落の底まで落ちた気持ちになる
20分程で、また着信あり
息子さんと連絡が取れたけど、車をお母さんに返さないと行けない。でも自宅に戻ると大遅刻してしまうとの事。
そこでリーダーさんが苦肉の策を練り
自宅までわたしを迎えに来て、わたしを乗せて息子と待ち合わせた場所まで連れて行って、わたしと息子を乗せ替える事に……
自分の子どもよりも若いリーダーさんに申し訳ないのと恥ずかしいのと悲しいのと情けないのと
若いのに車内も綺麗に保っていて
息子よりも確実に現実を生きている青年を感じ
より情けなくなりまし
後部座席に乗せてもらい謝罪しながら小さくなっていました
待ち合わせ場所に着き、ほどなくして息子も来て
わたしをチラッと見て車のカギを渡したかと思えば
そそくさとリーダーさんの車に乗り込み職場に出かけて行きました
親という者は本当に馬鹿で
それでも仕事に出かけた事にホッと胸を撫で下ろしました
そして
土曜日∶仕事に出かけました
そして今日
月曜日∶月曜日…また仕事休みと言ってきました
何度聞いても休み!と言っていました
するとピンポーンと自宅のインターホンが……
鳴った瞬間わかりました
嘘なんだな
また息子は平気で嘘をついて仕事を休んでいる事に
インターホンが鳴った瞬間に
絶望しか感じませんでした
後半に続きます………