さて
あれからニート息子は仕事に行っていません
あの爽やか青年のリーダーさんも呆れたのか見切りをつけたのか
連絡も来なくなってしまいました
引きこもりニートは
文字通り引きこもっています
そしてその引きこもっている部屋からは時折
壁をドンドンと殴る音が聞こえます
もうそろそろ限界が来ているようだ
カウンセリングに誘うも頑なに嫌がり
小さい子どもでないので抱えて無理矢理に連れて行く事も出来ず
途方に暮れる日々を過ごしています
このまま家に居るのが嫌で高校生息子を連れマクドナルドに行く事に
日曜日という事もあり家族連れが沢山いて
子どもが親の腕にぶら下がり楽しそうに順番待ちをしているのを見ると
胸の奥がチクッとします
我が家もむかしはこんな感じだった
どこでどう間違えて子どもの人生が壊れてしまったのだろう………
昔のわたし達を見て胸がチクッとしていた人もいたのだろうか
今のわたしみたいに……
子どもが小さな頃は旅行好きな浪費家旦那に連れられてよく旅行にも行ったし
食べる事が好きな浪費家旦那に連れられてよく外食にも行った
いっけん幸せそうな家族に見えていたのではないかな
ところが家の中では常に夫婦喧嘩が絶えなかった
原因は自分勝手な浪費家旦那に振り回されて我慢出来ずにわたしが食ってかかり更にヒートアップの繰り返し
ちまたでよく聞く
旦那は大きい子どもと思え大きい長男と思え
そんなのわたしには無理だった
なぜ同じ大人で同じ親なのに
旦那はいつまでも子どものまま大きい長男のままで良いのか理解に苦しんだ
毎回大げさに助かるわ〜等と言って旦那を持ち上げて育てるだなんてわたしには出来なかった
両親揃っていても喧嘩ばかりしているのなら別れた方が子どもにとっては良いのではないかという事に気づいたのは
何十年も経った最近だ
子どもの人生を壊したのは紛れもなく
わたし達だ
今、こんなにも苦しい人生を生きているのは
子どもが小さな頃から親の勝手で子どもを巻き添えに振り回したことだ
子どもは大きくなり成長する
当たり前の事に気づけなかった
わたし達のせい
マクドナルドから帰って来て
ニート息子に月見バーガーを食べるか聞いてみたら
ドカドカと部屋から出てくると
ついでにポテトとジュースも持ちまた部屋にこもって行った
リビングでわたしと高校生息子が食べ始めると
またもや部屋からドンドンと聞こえてきた
一瞬高校生息子と目が合ったけど
そのまま月見バーガーを頰張った
リビングでは太陽の光がサンサンと降りそそぐ中での美味しいランチになるはずが無言のまま一気に食べた
味なんてわからなかった
ニート息子もカーテンの閉まった暗い部屋で壁を叩きながらのハンバーガーは味もしなかっただろう
それでもわたしは明日仕事に行き
何ごともなかったかのように
今、話題の月見バーガー食べたよ!美味しかったよ〜
等と話すのだろう
クソだな
わたしは………