安楽死を考える  坂本龍一さんの例から | 社会の裏を晒すブログ

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「つらい。もう、逝かせてくれ」坂本龍一さんの闘病生活が伝える教訓​

日刊ゲンダイ

 

坂本さんは2014年に中咽頭がんを患い、放射線治療で寛解。6年後の20年、中咽頭がんとは別にステージ4の直腸がんが見つかり、治療しなければ「余命半年」と宣告されたことを公表しています。直腸がんはすでに肝臓とリンパ節に転移していて、これらを切除し、その後新たに両肺の転移巣も切除したといいます。
 

​​死因は公表されていませんが、進行した直腸がんが悲劇を招いたのでしょう。一部では亡くなる1、2日前には家族や医師に「つらい。もう逝かせてくれ」と漏らしたそうですから、痛みを取り除く緩和ケアも不十分だったとみられます。

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早期発見と治療の可能性でがんを分類すると、①放置してもよいタイプ②早期発見で死亡率の低下が証明されているがん③早期発見がそもそも難しいタイプの3つに分けられます。直腸がんを含む大腸がんは、胃がんと肺がん、乳がん、子宮頚がんと並んで②です。①は前立腺がんや甲状腺がんの多くで、③は膵臓がんや一部の希少がんなどです。つまり、①と②はその人の対応で明暗が分かれ、それで命を落とすのはもったいないでしょう。

 

​「つらい。もう、逝かせてくれ」​

​”痛みを取り除く緩和ケアも不十分だったとみられます。”​

ダメな処置だったと言える

 

​生の終末が近くなる時、興味が大きいのは​

​安楽死​

​その対極にあるのは​

​健康な状況下での酸素不足死