発言のみに注目しましょう
平井デジタル相「NECより全然いい」 発言の真意は
朝日新聞社 2021/06/18 20:51
東京五輪・パラリンピック向けアプリの事業費削減をめぐり、請負先企業のNECについて、「脅しておいた方がよい」と指示した平井卓也デジタル改革相が、同じ会議の中で、旧知の大学教授が関係する技術の優位性に触れ、教授と「一緒にやっちゃってもいいよ」と内閣官房IT総合戦略室の幹部に発言していたことがわかった。
朝日新聞が入手した音声データによると、平井氏は4月7日にあった戦略室の定例会議で、9月に発足するデジタル庁の入退室管理システムに言及。教授の名をあげ、「はっきり言ってNECより全然いいわ。(先生に)聞いて」などと指示
「デジタル庁はNECには死んでも発注しない」「完全に干す」
参考
守銭奴・平井たくや
問題のパーティーは2017年4月2日、JRホテルクレメント高松で開かれた「平井たくや後援会 女性の集い」。平井氏のフェイスブックによれば、元大相撲力士でタレントの舞の海秀平をゲストに迎えている。
「参加者は560名で、ケーキとコーヒーのセットが振る舞われました」(事務所関係者)
政治団体「平井たくや後援会」の政治資金収支報告書によれば、パーティーの「大会費」として約134万円を支出。一方、「会費収入」は約27万円に留まっている。
参加者が560名だったことを踏まえると、1人あたり約2400円がかかっているにもかかわらず、実際の参加費は500円弱だった計算になる。
差額の1人あたり約1900円、計約106万円が「寄附」にあたると見なされた場合、公職選挙法199条の5が禁じる「後援団体の寄附」に抵触する可能性が出てくる。