政権の総ての犯罪がうやむや | 社会の裏を晒すブログ

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立憲民主党の福山哲郎議員が25日の参院予算委で提示した昨今の「自民党議員の不祥事事案」と題した一覧資料によると、

IR汚職事件の収賄罪で逮捕され、証人買収でも再逮捕された秋元司衆院議員をはじめ、公選法違反で検察審査会が起訴相当と議決した菅原一秀衆院議員、「桜を見る会」の前夜祭をめぐる政治資金規正法違反で、公設秘書が罰金100万円の略式命令を受けた安倍晋三前首相、大手鶏卵生産会社「アキタフーズ」をめぐる贈収賄事件で、収賄罪で在宅起訴された吉川貴盛元農相、19年夏の参院広島選挙区をめぐる大型買収事件で逮捕、有罪判決後に議員辞職した河井案里前参院議員、夫で公判中の克行被告など……キリがない。


放送法の外資規制に違反していたにもかかわらず、衛星放送事業が認定され、さらに違法状態のまま事業が子会社に引き継がれた「東北新社」と、政務三役経験者に接待を繰り返していた「NTT」の両社幹部が同省幹部に接待を繰り返し、「行政が歪められていたのではないか」という疑惑だ。

 しかしこの問題も、うやむやになりつつある疑惑のカギを握るとみられた谷脇康彦前総務審議官は早々に辞職し、菅の長男と会食していた山田真貴子前内閣広報官も「体調不良」を理由に雲隠れしてしまったからだ。

「東北新社」の中島信也社長が外資規制違反について総務省に報告したと明かしたにもかかわらず、名指しされた同省の鈴木信也電波部長が「記憶にない」と突っぱねていた問題もいつの間にか雲散霧消してしまった。


 さらに武田良太総務相もNTTの澤田純社長と昨年11月に会食していたことを「週刊文春」にスッパ抜かれたものの、新たに同省が設置した第三者検証委員会の「調査中」を理由にダンマリを貫いている。これだけの疑惑が噴出し、総務省の接待問題では衆参両院で参考人招致が行われたにもかかわらず、いずれも「不発」


結局、自民党のいつもの逃げパターン。閣僚や議員に疑惑や醜聞が発覚すると、当事者は「知らない。記憶にない」を繰り返し、市民団体が告発状を出して初めて検察が重い腰を上げるものの、アリバイ程度の捜査でお茶を濁して不起訴処分とし、仕上げは検察審査会でオシマイ――という流れ


愚にもつかない東京五輪の聖火リレーを実況していたNHKに至っては、どうしようもない。福島・双葉町で聖火のトーチを掲げた走者は、立ち入りが解除された駅前周辺だけをぐるぐる回っていただけなのに、中継映像では、さも長い距離を走っているかのごとく報じていた


予算案は9年連続で過去最大を更新。新型コロナウイルスの感染拡大に備え、予備費として5兆円を計上したほか、菅義偉首相が政権の看板政策として掲げる「デジタル庁」設置に関する経費温室効果ガス排出量の「50年実質ゼロ」に向けた費用も盛り込まれた。




転載はこちらから

<参考人招致不発、河井もトンズラ>全てが尻切れトンボ 予算成立への怒りと絶望(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/817.html