ビキニ事件から見えてくる3.11 | 社会の裏を晒すブログ

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<いのち>を食う 木下昌明
の趣旨を中心に
ビキニの米水爆実験を書きたい
体制のビキニの扱いは、丸まる3.11福一原発爆発後の経過と同じである

ビキニ環礁の米水爆実験の規模
最初の水爆は、広島原爆の1000倍規模
マーシャル諸島の実験は3か月間に6回である

被曝は第5福竜丸のみが有名
というか、それだけであるという情報操作
汚染魚を廃棄した船は992隻だ

土佐清水の海岸に放置されていた汚染漁船
35年たって、船体は朽ち果てていたが、
放射能検知器は、不気味な音で反応した

被曝による死者
第二幸成丸 乗組員20名  17名死亡
新生丸   乗組員19名  17名死亡
第五住吉丸 乗組員11名   8名死亡
亡くなったのは、第5福竜丸 久保山愛吉さんだけではないのだ

米の慰謝料は200万ドル、数億円たったのこれだけ

船員には、その40%を賠償の約束だった
が、誰一人として賠償金は貰っていいない
考えてみよう
配分する者たちが、船主に多く支払うはずがない
まず間違いなく、誰かが着服しているのだ

米は、記録は残している
日本のように知らぬ間に廃棄、ねつ造はしないようである

驚くべき記録がある
水爆実験後、死の灰が日本全土を覆っている地図が残されている
日本人すべてがかなりな被曝
(<いのち>を食う 木下昌明)に地図の写真アリ
その慰謝料が僅か数億円

にもかかわらず
日本政府は、54年12月に放射能検査打ち切り
死の灰の汚染魚は食卓に上ることになった


米は慰謝料、たったの200万ドルでこうさせた!


時が経つと
死の灰の影響で死んだのかどうかが明確にできなくなる
心臓病での死亡も目立つらしい
死因を誤魔化せるのだ

体制が、同様の時間経過を待っているのが
福一原発爆発

更に悲惨なのは
福島の仕事を失った人たち
福一の後始末に行く人が多い
彼らは、原発の仕事を続けるために
被ばく量を少なくごまかす人もいるらしい


ビキニ水爆実験のその後の経過と瓜二つのことが
福一爆発後に行われているのだ