今西憲之、本誌 吉崎洋夫)
※週刊朝日オンライン限定記事2020/04/28 14:58
より抜粋して転載
聖路加国際大大学院の大西一成准教授(公衆衛生学)は、届いたアベノマスクの「漏れ率」を計測した。漏れ率とは、マスクの外側と内側の粒子の数を計測して、どれくらい内側に入り込んでいるかを調べるものだ。
5回計測したところ、5回とも100%の漏れ率だった。つまり、外に浮遊している粒子が全て内側に入ってしまっているということだ。
「ウイルスの取り込みを防ぐという観点から言うと、ほとんど効果がない。布ではフィルターの役割を果たしていないことに加えて、サイズが小さいので隙間ができやすい。一生懸命マスクの周りを押さえて測ってみても、漏れ率は97%でした。人からの感染を防ぐ効果は期待できませんね」(大西准教授)
100%の漏れ率 通常の着け方で
漏れ率は97% 隙間を押さえて
つまり、人からの感染を防ぐ効果は皆無ということ!
こんなアベノマスクを
1枚,約466円で2枚も買わされるわけだ