アユ釣りで蛇がいました
対岸のおじさんが
血相を変え、何やら言っています
棒をひろってきました
蛇が見えました
多分ヤマカガシ
とても長く、今までこんなに長いヤマカガシは見たことがありません
身体は、異常に細い
渓流では、まだエサが少ないからでしょうか
おじさんは、棒で蛇を川に放り込みます
蛇は、すごい速さで泳いで岩に取り付き
垂直の岩を登ります
(蛇は電柱を登ります、で、つるつるの物を撒いていることがあります、ショートを防ぐため)
蛇は、川の水をとても恐れているようです
蛇は5回ほど川に放り込まれました
上からは見えないので、私が蛇の場所を指示しました
蛇は、泳ぐ速さが衰えてきました
疲れた?いやそんな感じ、ではない
そして、ついには、岩に取り付けず、流されながら、ゆっくり対岸へ
広い川、対岸に泳ぐのも不思議
解釈
蛇は、この時期は体を温めるために地表に出ます
そして、運動能力を高め、エサをとらえる
啓蟄で地表に出てきた直後の蛇は、まったく動けません
川の水は冷たいです
だから、この冷水をとても恐れる?
何度か川に放り込まれて、細い蛇は体温が低下したのでしょう
そして、泳ぐ速さが徐々に落ちていきました