天皇の政治利用 ・改元の政治利用 | 社会の裏を晒すブログ

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営繕堂(奈良)・ジェイマップスの悪質度を晒す
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植草さんより転載

時間の連続性を遮断するのが元号であり、そもそも元号は君主が時間空間を支配するために用いてきたものであり、国民主権の現在の日本で元号を使用すること自体が適正でない。

「令和」とされたが、「令」は「命令」の「令」、「巧言令色」の「令」である。

「和」は人々の自発的な行動によって創り上げられるものである。

新元号発表、改元のすべてが政治利用されている。

4月7日、4月21日に統一地方選と衆院補選が投開票日を迎える。

この日程を踏まえて新元号発表、改元が設定されている。

その狙い通りに、情報空間を改元騒ぎが占有している。

その情報空間の占拠も、主権者の側の自発的なものではなく、政治権力が主要メディアに指令して実行させているものだ。

狙いは選挙の投票率を引き下げることにある。

狙い通りに投票率の引下げに成功すれば、メディアが流布している自公サイド有利(大阪の場合は維新の有利)情報通りの結果を引き出すことができる。

しかし、選挙の投票率が上昇するとすべてが狂ってくる。

政治権力が望む結果を引き出すには、低投票率が必須の条件なのだ。

低投票率を実現すれば、創作した選挙情勢情報、内閣支持率情報が選挙結果と齟齬を来さない。

悪質な情報操作の実態が露見せずに済むことになる。

着実にこの方向に事態が誘導されている。

メディアは新元号に批判的な見解が「少数意見」であるように演出している。

人心が、新元号に批判的見解に対して批判的になるように誘導を試みている。