私はもろもろの”冤罪”と呼ばれる裁判を
権力犯罪、と言っています
例えば狭山事件
関係する
弁護団
裁判官
検察
警察
彼ら全員が、石川無実を確信している、と考えています
裁判の推移、記録からは、関係する全員が石川無実を確信している、と取るしかない
体制にとって
石川が無実であろうと、そんなことは関係ないのです
そんな裁判の在り方が、来るべき時の用意として必要なのだ、と考えられている
名張毒ぶどう酒事件
これもまた、奥西勝さんを犯人とする合理的な根拠はない
もろもろの奥西勝の無実を示す証拠は取り上げられなかった
取り上げれば無実となるから、まずいのである
裁判にこのような不合理を存在させることこそ体制の目的なのだ!
私は、だれが真犯人か断定できるものを集めてはいません
その事を断っておきたいと思いますが
以下は参考として
「助けてください」悲痛な声=棄却決定、再審請求の妹-名張毒ぶどう酒事件
時事 12/8
三重県名張市で1961年に女性5人が死亡した名張毒ぶどう酒事件で、殺人罪などで死刑が確定し、2015年に病死した奥西勝・元死刑囚の第10次再審請求が棄却された8日、妹で請求人の岡美代子さん(88)が弁護団とともに名古屋市で記者会見をした。岡さんは兄の遺影を掲げながら、「兄は絶対やっていません。助けてください」と悲痛な声を上げた。
棄却決定後、多数の支援者らが待つ会見場に姿を見せた岡さんは、腰を折り曲げて歩き、終始力なくぼうぜんとした様子だった。奥西元死刑囚にどう伝えるか問われると、「やっていないのに悔しいなあって話したいです」と声を絞り出した。
鈴木泉弁護団長は「提出した新証拠が検討されず、想定をはるかに超えるひどい決定。直ちに異議申し立ての準備に入る」と憤りをあらわにした。(了)
「昼食の配給があるとホッとし、それ以外の時間帯は地獄の中で生きているようなもの」
まさしくこれこそが確定死刑囚の心情そのものでしょう。
2006年奥西勝の再審請求の取り消しを受けての奥西楢雄さんのコメント
「日本の裁判所は正しい判断を下した。事件後、住民が徹底的に調べられ勝しかいないと確定したから今回の取り消しは確信していた」「勝は生きたいために無実を訴えているだけ。何度やっても同じこと」と、口調を強めて述べています。
**この人は、勝が犯人、としているのだけれど
その根拠は何なのか、という分析は必須です