皆さん、緊急事態宣言も全国でどんどんと解除されて
ようやく日常が戻ってくると期待していると思います。
私の住む東京もこの週末の状況次第では
もしかしたら解除されているかもしれません。
もうずっと家に籠っている生活はうんざりですからね。。。
ジムにも行きたいですし、サウナで汗もかきたいです。
ところで本当にこれからまた日常が戻ってくるのでしょうか？
もちろん見た目上はそれに近い状態まで戻るとは思います。
問題なのは日本国民の多くに植え付けられた
精神的な圧迫感が簡単に消えるのか？ということです。
あるいは今回の数か月の自粛生活で気づいてしまった
無駄なもの、非効率なものを縮小する動きもあるでしょう。
いずれにしても社会レベルでの物心両面での
革新がこれから色々なところで起きてくると推測します。
ソーシャルディスタンスという基本概念を保持したまま
同様な社会レベルを維持することがどれだけ困難か？
そんな時にAIだったりロボットだったりの進化によって
置き換えられる業種が実は沢山あったりします。
そうやって淘汰される企業がある一方で
新たなサービスで日本の社会が変わっていく。。。
そんな大きな動きがこれから生まれてくると思います。
それにしても皆さん、コロナウイルスがこれほど
人類全体の脅威になり社会を混乱させると思いましたか？
多くの方々が当初は単なる風邪の一種だと舐めていたのでは？
ですが現実はどうだったかと言うとご存じの通りの結果です。
これに関してはウイルスの実態が分かるにつれて
その脅威が徐々に取り除かれていくでしょう。
ですが完璧には取り除けません。
何より人間なんて本当に脆く崩れやすい生命体です。
呼吸を１分もしていなければ死んでしまうのです。
そんな人類の基本的な生存機能を容易く
破壊してしまうコロナウイルスが軽い訳がない。
後は実際にインフルエンザなどのウイルスに感染し
重症化して命の危険に晒されたかどうかも重要です。
実は私もかつて若い時代にインフルエンザに感染して
かなり危険な状態に陥ったことがあります。
高熱にうなされ、咳が止まらずさらには
呼吸をするのも苦しく息が止まるほどの辛さです。
このまま眠りにつけば死んでしまうのではと
思いつめてしまうほど追い詰められしまいました。
それぐらい一度感染して重症化すると恐ろしいのです。
今回のコロナはそれの何十倍の毒性があるとのことで
その危険性は想像を超えたものと推測します。
そういう経験をしている人間は今回のコロナ禍でも
決して楽観視することなく常に警戒を怠らなかったでしょう。
ですがそんな経験もなく常に健康体でいる方々は
どうしても舐めてしまい外出自粛も破ってしまう。
これは仕方ないとはいえやはり想像力を働かせて欲しい。
実際にコロナに感染した方々の心の声をちゃんと聴き
自分の身に降りかかった時のことを想像できるか？
平時にはいくらでも自由や人権を語ればいいですが
このような国家的なレベルの危機でそれはないですよね。
緊急時には悲観的といくら言われても最悪を想定して
動くというのが結果的に最良の決断だったと思えるのです。
今回のコロナ禍で多くの日本人が色々な立場で
自分の今後を考え、更には行動に移していくはずです。
私もこの機会をしっかりと自分の経験に加えることで
社会におけるリスク管理の重要性を再認識できました。
未来を想像し備えることは人類に与えられた叡智です。
それでは、また。
以上