例年ならもう見ごろを終えて、

ちらほら散り始めの時期だろう。

だが今年は3月に寒の戻りがあったせいか、

開花が遅れていた。

🌸

とくに名所へ足を運ばないので、

ご近所の桜を愛でる。

さて、行こか!

見ないと落ち着かない、みたいな。

なんだろ?

とりあえず桜を見ないことには

春は来ない、って感じだ。

不思議な感覚だ。


なぜだろう。


桜は心を動かす。


咲く前の蕾は、

冷たい風を一身に受けて耐え忍ぶ姿に

つつましさを感じる。

 

咲いてしまったら、

あっという間に満開を迎える。

もう少し見せて、

散らないでの思いを

知ってか知らずか

そのときに

より一層華やかさを増す。


桜舞い散るその刹那、

儚さを思い知る。

毎年分かっているのに、

なぜだかきゅんとする。


また今年も見られたね。

来年も見たいね。

そんな約束をするみたいに

桜を愛でる。


いつもの川沿いの🌸

こんにちは♪

ここの桜は

今年の入学式には間に合うかな。


日本の桜は本当に美しい。


また来年。