冷たい雨が降っている。

北風とともに降っている。

なかなかの降りである。

心の中もどしゃ降りか?


否!


心配事がひとつ減り、

ようやく少し肩の荷がおりた。

あぁ。本当によかったぁー!

最悪の事態を想定していたが、

杞憂に終わった。

ありがたや、ありがたや。

これで明後日のムスメ1の卒業式に、

心おきなく晴れやかな気持ちで参列できる。

別に意気込んで、

「さぁ!出陣!」みたいに

参加しようとは思わないし、

なんなら参列すらどうしようかな?

とも思っていた。

だけど。

行くしかない案件発生。


だってさ。

ムスメ1が卒業生代表で、

答辞読むんだもん!

これは行くしかないわ。

諏訪大社の御柱祭みたいに

ムスメの学科から7年振りに

代表として選ばれたらしい。

(各学科待ち回りなので)

先日の「源氏物語」講演会でお会いした

ゼミ、卒論指導教授の先生が、

「答辞の代表者選出は、

私の差し金じゃないのよ。

成績順。

満場一致で選ばれたんだからね。」と

ムスメに言っていたのを聞き逃さなかった。


お?首席?ってこと?ホント?


よかったね。

よく頑張ったね。


いろいろ我慢することが多かった世代。

そして。

我が家の事情でも、

小さい頃から我慢せざるを得なかったことが

多かったムスメ1。

それでも

腐らず、よく努力したと思う。

そうしたいろんな積み重ねと

巡り合わせが揃って、

ようやく

有終の美を飾ることができる。


明後日、卒業式。


晴れ晴れと送ってやりたい。


でもお支度がめちゃくちゃ早朝なので、

送り出す時は

晴れ晴れっていうか、

眠すぎるわ!