ネガポ辞典。 | あゆみの歩み。

あゆみの歩み。

ぼちぼちボソボソ書いてます。

ちょっとおもしろい本見つけたので紹介します。




「ネガポ辞典」。





あゆみの歩み。-121004_2010~01.jpg




これ、元々iPhon用のアプリだったそうです。



ネガティブな言葉をポジティブに言い換えるとどうなるか・・・・といったことが、辞典風に書かれています。





例えば、





「しつこい」→粘り強い。


とか


「集中力がない」→好奇心旺盛。


とか


「意気地なし」→慎重。


とかいった具合に。







「いかり肩」→リュックが落ちない。



「網戸に穴があいた」→さらに風通しがよくなった。




とかもあります(笑)






「それはむりやりだろう!!(゚Д゚)」




とツッコミつつも(笑)読みすすめていくと、


なんだかニヤニヤから、


だんだんニコニコしてきちゃう不思議な一冊。





褒め言葉のボキャブラリーを増やしたほうが、やっぱりいいと思うんです。


どんな職業でも。どんな生活スタイルでも。






とくに色々ストレス抱えがちでイライラしてしまう人こそ、


「褒める」思考回路をもっと養ったほうが楽になれるんじゃないかなあ。







結局のところ



褒める=認める・許す



ってことですもんね。







いまやってるショーでも、アドリブで話しかける部分がいくつもあって


ついついなんとなくネガティブワードがぽろっと出そうになるんですが、


そういう時の「言葉の変換知識」として使えるなあと思って購入しました。






あと、こどもたちのレッスンでも、このポジティブボキャブラリーって結構役立つと思うんです。






私がいつもレッスンで


これだけは覚えてかえってほしいと思うのは


今日、「良い!それ!」っていわれたところ。





悪いとこ、だめなとこ、苦手なとこ、自信ないとこ、短所・・・・・





こういうのは、たぶん本人が一番イヤと言うほど自覚しているところで、


そんなとこツッコンでも


二重に記憶されてますます深みにはまるか


「悪い」を避けることにばかり気がいってわけわからなくなることの方が、


多いんじゃないでしょうか。






それよりも、


その「苦手なとこ」がちょっと斜め上にむかってベクトルが動いた瞬間を見逃さないこと。


忘れないこと。


もっぺんやってみること。


そして、何回やってもできるまで繰り返してつかむこと。







上向きベクトルのきっかけになる「気付き」はいつも


ポジティブワードの「良い!それ!」


からはじまっていくんです。









「だめ、それは」



といわれて、「それ」を避けたからって



うまいこといくわけでもないですからね。







だから、良かったときの記憶を増やした方がいい。







そしてやっぱり


良い「記憶」と「気付き」を増やしていく方が、歌でも上達は早いのです。


経験上。







ただその人が、どんだけ忘れない努力をしてくれたかにもよりますし


元々、わすれない性質の子ももちろんいます。


それが、いわゆる勘の良い子・センスのある子っていわれるタイプです。







良い記憶を増やしてあげるためにも


ボキャブラリーって大切。


人に何か伝えるときに語彙が少ないと、







「ん;kld08、c3!!!!-ぁ:^vwv^-ぢk!!l0^¥k。でぃ;ォ3kc@!!!」




↑・・・わけわからんことになりますから(゜-゜)








自分もレッスン中に、白熱してわけわかめ言葉を発していることがよくあります・・・






「くちびる、スネ夫で」


とか


「極太うどんが腸からボワーーッて」


とか


「やかん触って『あつッ!!!』って感じの」


とか


「おなかで、犬飼う」


とか








ああ・・・ほんとごめんなさい。


わかってるのよ、じぶんでも・・・・


今、私なんか変な例え言ってしもた・・・・って( ゚-゚)





しかしながらさすが


空気を読む最近のお子たち、





すーーーーっとスルーしてくれます・・・





そしてとりあえず、


スネ夫になっておなかで犬飼ってみてくれてます・・・・







このたとえ言葉に悩みながら変換してレッスン受けてくれている皆さん・・・






そう、実はわたしのレッスンは



想像力と読解力と理解力を高めるレッスンだったのだ!!!





っていう、ネガポジ変換でした。



ヾ( ´ー`)じゃ、またね。