「痩せ信者」と「高音信者」。 | あゆみの歩み。

あゆみの歩み。

ぼちぼちボソボソ書いてます。

「とりあえず高い声だせるようになりたいんです」



「とりあえず痩せたいんです」




という考え方は、

そっくりくりくりでございます。






痩せさえすれば、

わたしは絶世の美女になれるのよ!かのごとく・・・




高い声さえでれば

歌うまくなれる!と信じている・・・





痩せ信者と高音信者。




残念だが、それは違うのです・・・・・・








鬼太郎のオヤジの声で歌えば

「歌うめえ~~!」

と思うのか、と問いたい・・・( °д°)







結局のところ

すべてはバランスとコントロール力。




どんな高級食材持ってたとしても、

栄養バランス偏ってたり調理が下手だとだめなのと同じ。







歌で言えば、中音域の発音とポジショニングが悪い人は、

高音出してもただの叫び声になるのと、



普段の食生活と運動量や睡眠時間や心の状態を正せず自分を好きになれない(これ大事)人が

たとえ痩せても綺麗になれないのと、




まったく同じです。







一番だめなのは



「ただただ痩せさせるためのことしか教えれないトレーナー」や


「高音の出し方教えます♪な、ボイストレーナー(で、割り箸くわえさせるような古典的なアホ療法だったり)」


っていう人種が存在する現実。





同じボイストレーナーとして一番、恥ずかしい。








あとは、

ボイトレ本を読んで、メルマガ読んで、

うまくなれる♪


と思ってしまうような

浅はかな考えの方・・・・




ん~~・・・・残念。




はっきり言いましょう。








「無理」です。ヾ(@^▽^@)ノ









何かを読んで、言葉で、文字でわかるくらい、理解を深めているならば

キミはとっくの昔に、理想的な歌が歌えているはずだわよ。




うまくなる「コツ」や

秘密の「ポイントテクニック」


なーんてことを

わたしが絶対にブログ的なものに書かないのは、




ケチだからです。









・・・・・って違うわいっっ!!





正直に言いましょう。



実践の繰り返し以外、身になるものはないからです。





「情報」は「知識」ではない。

「知識」は「実力」ではない。




これが事実。








トレーナーの言葉やレッスンアプローチは


所詮、ヒントやアイデアやレシピでしかない






料理するのは、自身。

調理器具も、自身。

食材も、自身。

食材育てるのも、自身。




できたものを食べてもらって初めて、自信、になる。






では、大切なアドバイスをひとつ。




誰かに食べてもらう前に、

自分で味見しましょう。

トレーナーにも、味見させましょう。





調理の練習と同じくらい、

この「味見」は大事なんです。






レッスン中の、練習中の、

「自分の声を録音して自分で聞く」、




私は個人的に、絶対にこれが一番大切な味見だと考えます。




トレーナーがレッスン中に言う言葉の端々は、

あなたの料理を食べた、

いわゆるお客様の感想と要望の、一部分です。






ボイストレーナーは、客となり、料理長としてアドバイスもし、


また時に、食あたりをおこしながら(´・ω・`)


何回でも何回でも、


めげずにあなたの歌を食べてくれる人を


選ぶといいと思いますよ(^-^)