久々に宝塚に行ってきました~。
久々の宝塚はやはり楽しい。
というか、私。
ゆうひくんのことは結構好きなのよね、
と見ていて改めて気づきました。
トップになるまでより、
トップになってからのゆうひくんのが断然好きです。
今の堂々としたトップスターぶりを見ていると
なんでこの人がずーっと微妙路線だったのか
そっちのほうがわからなくなります。
(本人のやる気と自覚の問題も大きいのかな。)

『誰がために鐘が鳴る』
大昔に映画だけは見たことがあります。
当時はこれのどこが名作なのやら?
なんとも救いのない話だわという感想でした。
時を経てから見ても。
まるで特攻隊のようなお話だなあと思いました。
宝塚でするには役が少ないし地味。
といってあのラブストーリーを違和感なく出来るのは
宝塚しかなさそうではある。
でも、やっぱり。
演出が変わってはいても、古くささは否めないです。
ウサギさんという歌詞がどうにもこっ恥ずかしいし
あなたのために尽くしますってのが昭和だし。
同じ名作でも「カサブランカ」が古く思わなかったので
台詞が時代の流れについていってないということではないでしょうかね。
劇中で何度となくある幻想シーンは話の流れをぶった切っているけど
あれがないと宝塚じゃないし、下級生に出番もないし。
うーん。
やはり、何故今更「誰がために鐘が鳴る」なのか。
ってことですかね。

しかし。
ゆうひくんはかっこよかった。
ギリギリのところで生きている筋の通った男の生き方と
マリアを想う気持ちが矛盾なく表現されてました。
またもや当たり役ですね。
トップになってから当たり役ばかりでうらやましくもあります。
すみ花ちゃんはとにかくうまい。
最後の別れのシーンはすみ花ちゃんの号泣で
こっちまで号泣しちゃいました。
女優ですね。
スタイルに少々難ありだけど、
これだけの武器を持っていたら十分だわ。
やはりトップ娘役は最低でも1つは負けない武器を持っていてほしい。
もちろん、最低の美貌は必要ですが。

トップコンビ以外は出番が少なくてお気の毒でした。
らんとむも為所のない役だったし。
幻想シーンとフィナーレでつじつまがあわせてある感じでした。
というか。
このお芝居は、二番手星原さん、二番手娘役は京さんですね。(笑)
娘役はアリスちゃんがいなくなったせいか
純矢ちとせが二番手格?
上手い人なのだけど、ヒロイン系の役所はちょっと微妙。
うーん。
いつのまに宙組から美貌の娘役が消えたのだあ???
今日は雪組東宝千秋楽。
水さまの宝塚ラストデーです。
ムラの千秋楽に体調不良に襲われたことで
上京する気力もなくなってしまい、
また、ここのところの不調で中継も諦めざるを得ませんでした。

今、まさにラスト舞台の真っ最中。
水さんのラスト男役を見て涙しているファンの方が
たくさんいることでしょう。
なのに私といえば、未だに実感がわかず、
本当に退団するの?という気持ちでいます。
色んなイベントに参加しそびれたことも
退団を受け止めきれていない理由の一つかもしれません。

こんなに長い間ファンで居続けた人が辞めるのははじめてのことです。
ここに至っても、退団をどこかで信じたくない気持ちがあり
見ないことで認めずにすむと思っているのかもしれません。
後日CS映像を見た時に
ようやくさよならを実感し、寂しさを感じるような気がします。

水さま、本当に長い間お疲れ様でした。
今後の人生に幸多かれと願います。
『ロジェ』

やー、すみません。
初見を除いて芝居はあちこちで寝てしまい
いまいち話が理解できていません。(汗)
正塚作品は一度では到底理解できないほど難解だし
かといって回数を重ねると照明の暗さも相まって
どうしても眠気が。

最近のトップさんは正塚作品での退団が多いです。
正塚作品で男役の完成形を見せることができると
選ばれるのでしょう。
が、正塚作品はやはり小劇場向き。
大劇場の広い空間で観るのは時に厳しいです。
「ロジェ」は正塚先生にしては役も多いし
生徒の使われ方はマシな部類に入るとは思いますがね。

作品としては
ゆみこちゃん、となみちゃん、ハマコがいなくなった組で
マリポーサをやろうとしたら「ロジェ」になるのね
という印象でした。
リオンは親友になりえず
レアとの恋愛は成立せず
シュミットの出番は少ない。
相手役はマヤさん?みたいな。
バシュレへの愛のほうがレアよりある。(笑)

結局、この3人がいないことで
ロジェが一人で復讐心に燃える男という風に描かれたのでしょう。
シュミットが殺人をしてしまったことを吐露する場面で
いきなり撃たれたのにどうやってナイフを探して
しかも拳銃を持っている人をナイフで刺せたんだ?
とつっこみそうになるのは私だけでしょうか。(笑)
緊迫の場面のはずが、気になって気になって仕方がない。
きたろうはすごーくがんばってたけど
この役はちょっと荷が重かったかなあと思います。
結局、いろんな意味でロジェが、水さまが
一人浮き上がっているような構成になったのでしょう。

ただ、水さまの本質はロミジュリでのブレイクで見るように
恋愛ものにあったと思うのです。
それがみなこちゃんが相手役になって以来
全ツを除いて恋愛ものが見られなかったのは残念です。
(でもその唯一の全ツはありえない設定だったし。。。)

ロジェの水さまは
装飾を排除すれば排除するほど
魅力が出てくるという特性を存分に生かしていたと思います。
今の宝塚では水さまにしかできない役といっても過言ではないでしょう。
私は2着目の衣装?の紺のスーツ姿が大好きでした。
シンプルなスーツが一番似合います。
黒エンビにスパンコール等の装飾がなかったのも
水さまならではだなあと思いました。
シンプルなほど魅力が際だつのは
水さまが大好きだったナツメさんとかぶります。
正塚作品における男役の原型を作ったのはナツメさんですものね。
となみちゃんと「アンダーライン」が見たかったと
今更詮無いことを言ってみる。

アルゼンチンタンゴの場面では
そらちゃんとあゆみちゃんのダンスがすごかった。
二人が踊り出すと水さまそっちのけで
ガン見でした。
そらちゃんの退団は非常に残念。

『ROCK ON』

三木先生の全盛期を思わせる出来でした。
ファンが見たい色んな水さまを見せてくれて
ありがとうございます!です。
ファンから色んな要望が来て、大変だったでしょうけど
もしかしてヒントがもらえた?みたいな。(笑)

プロローグはコンサートみたいでノリノリ。
客席参加型の好きな水さまにぴったり。
ロックコンサート
夢々しいオペラ座
ギャング
ラテン
そして、月の王。
色んな水さまの集大成。

月の王の場面が一番好きです。
月組、花組、宙組、雪組、そして「水夏希」が入る歌は
聞いているだけで泣けます。

美穂さんの
♪南の風がおまえを誘い出す
の歌も良かった。
(アルバトロス南へ、をちょっと思い出した)

最近の演出家の先生は
自分がやりたいことが優先される傾向にありますが
そうではなく、三木先生の生徒への愛を感じたショーでした。
退団者に水さまが囲まれる場面とか
色んな娘役に見せ場があるところとか。
私はかおりちゃんがセンターに立ってることに驚き。
かおりちゃん、かわいいかわいい。
きゃびいちゃんのセンターせり上がりにもびっくり。
普通はあの扱いはトップ娘役。

トップ娘役といえば。
同時退団だというのに
みなこちゃんのこの扱いはどうなんですか?
色んな娘役がセンターに立っているのに
みなこちゃんの出番は少ない。
せっかく踊れる子なのに絡む場面も少なく
最後に大階段でのデュエットダンスもない。
サヨナラショーに至ってはその他大勢に近かったし。
いくら3作しか組んでいないとはいっても
一人でソロを一曲ぐらい歌わせてあげてもよかったんじゃないのかしら。
(歌唱力はともかく・・・って水ファンは歌唱力を云々言える立場にナイ)
みなこちゃんはお父様のこともあったし
トップになるまで場数も踏んでいなかったし
とても大変なトップ生活だっただろうとと思います。
彼女の本質は女役のほうにあったと思うので
水さまの相手役になってしまったことで
彼女の良さよりも欠点が目立ってしまうという結果になったのではないのかしら。

水さまはかなみちゃんとお似合いだったので
娘役と一緒にいることで魅力が出る人だと思いこんでしまったけど
意外にも相手役を選ぶタイプだったのか。
あるいは相手役いらずの人だったのか。
うーむ。。。

何でも出来るかわいい子なんてそういるものじゃないのに
基準がかなみちゃんだったために
見る目が厳しくなってしまったかなあ・・・というのがファンとしての反省点。

なんだか感想というより別の話になってしまいました。
色んな水さまが見られたのは嬉しいですが
出ずっぱりのハードなショーで
やってる水さまはさぞかし大変だったことでしょう。
でも、楽しいショーをありがとうと言いたいです。
水さまの前楽(25日は昼夜)&千秋楽を観てきました。
急遽宝塚に泊まることになったのですが
法要の疲れと25日昼夜の疲れが出たのか
25日の深夜に膵臓の痛みに襲われてしまいました。
ここのところ体調がよかったために
油断して強い鎮痛剤を持っていませんでした。
(座薬で夏場は溶けてしまうため、持ち歩きには保冷剤が必要)
最初は緩い痛みだったのにどんどん強くなり
翌朝は起き上がれないほどに。
そのため、見に行くはずだった入りはパス。
入りどころか、私が行くべきなのは
劇場ではなく病院ではないの???
ここで無理して入院になったらどうするの???
さっさと諦めて帰るべきなんじゃないの???
と思いつつも踏ん切りがつかず。
結局、飛び込みで宝塚にある内科のクリニックに行きました。

膵炎は処置が遅れると死につながることがあるので
いつもの痛みだと訴えても一通り検査されてしまい
では痛み止めの点滴をと言われたのが12時前。
内容を看護師さんに聞いてみたら
ブスコパンをブドウ糖200mlに溶かしてあるとのことだったので
それなら大丈夫だからさっさと入れてくださいとお願いして
なんとか30分で終了、楽に間に合いました。
楽を見ている間も痛みがあって、さよならを噛みしめる余裕はなく
周りで号泣しているファンの人との温度差を感じてしまいました。
舞台を楽しむには精神的にも肉体的にも余裕が必要ですね。
今日はもう嘘みたいにケロリとしています。

ただ、泣けなかったのは私の身辺事情以外に
さよなら公演の場にゆみこちゃん、となみちゃん、ハマコの3人が
いなかったことも大きいのだと思います。
キムが嫌いなわけでは決してありません。
でも、水さまのトップ生活を支えてくれたのはゆみこちゃんとハマコでした。
みなこちゃんのひどい扱いをみるにつけ
となみちゃんに最後まで添い遂げて貰えていたら・・・
いう未練もあります。

結局、出も体調を考えて、見ずに帰ってきました。
さよなら公演はパレードまでが公演のようなものなので
見たような、見ていないような?という中途半端な状態です。
なんでこんなことに?と思ったけれど、これも運命。
見られただけ良しとしなければいけませんね。

サヨナラショーの選曲はロミジュリを除いて
雪のトップ時代の作品ばかり。
組子との絆を大事にする水さまならではありましたが
最後の歌が「カルネヴァーレ」からのセレクトというのは
ついこの間の作品だっただけに、ちょっと?でした。
歌詞はさよならにぴったりではありましたが。
最近の作品ばかりではなく
ランブルーズの歌やベルばらも聴きたかったです。

前楽の時、組長さんの涙で途絶えてしまった挨拶に
やられてしまった人は多かったようです。
水さまは面倒見のよい人だったので
組長さんは頼りにされていたのでしょうね。
前回のハマコ&ゆみこちゃんに続いての退団で
残るキムは大変。
でも、できる人だから頑張れ。
(相手役決めてあげて欲しいなあ。なんで美海ちゃんで決まらないんだか。)

袴かな?黒エンビかな?
の最後の挨拶は黒エンビ。
最後まで男役を貫こうとする水さまならではでしょうか。

持っていたお花は蘭かと思いきやマリポーサだったのですね。
これまた拘りの水さまらしい。
最後の瞬間まで男役を全うしてくれるのでしょう。

マリコちゃんが辞めた時に
ここまで男役芸のできる人は現れないだろうと思いました。
今回の水さまの退団も
男役の色気をここまで見せられる人は現れないだろうと思いました。
男役としての細かい部分への拘り。
雪組の組子さんが引き継いでくれますように。

最後の最後まで水さんらしく
泣かせるというよりも笑わせるサービス精神はご立派。
1ミリの後悔もなく退団していく水さまに
心からのありがとうを、ファンからも言いたいと思います。

水さん、これまで本当にありがとうございました。
6月7日に父がなくなり、
水さまの退団公演どころではありませんでした。
24日の土曜日に49日の法要があり、ようやく忌明けです。
父方のしきたりで
49日の間は毎日近い親戚が7時になるとおまいりに来て、
みんなで読経。
初七日から7日ごとには
親戚総出でお寺さんもやってきて
総勢40名近くでの法要。
また、49日の間は線香を絶やしてはいけない
&亡くなった人を一人にしてはいけない
というので外出もままならない状態でした。

でも、それも24日でようやく終わり。
なんとか前楽と千秋楽には間に合いました。
(父が亡くなった直後に49日の法要が24日なら
 前楽には間に合うと思ったのはナイショです)
チケットも幸いまわってきましたので、
観劇に行きます。

前日、1日中法要があるので
体力がちょっと心配なのですがね。
もっと心配なのは炎天下での入り待ち、出待ち。
熱中症の人が出なければいいですが。
(一番危険なのは私かも。)

客席の盛り上がりにはついていけない可能性大ですが
私なりに10年以上見続けた水さまをお見送りしてこようと思っています。