ジュリアンソレルという役はやはり

♪若い日の輝きは情熱と野望に彩られ♪

という歌詞があるぐらいなので、

若手の部類に入る男役さんがやったほうが説得力が出るんだろうな、

と改めて思った花組配信でした。

私が初めて見た涼風さんは多分研8か9あたりだったと思われる。

 

ジュリアンという役は階級社会が残るフランスにおいて、

実力でなんとかのしあがろうとしたけれど

愛に飢えているだけに愛にもおぼれてしまい

愛に殉死しているようにも見えた侑輝大弥ソレルでした。

 

ジュリアンソレルというのは大概ろくでもねー男だな、

という印象だったのに

彼女の人柄もあるのでしょうが、

情熱的ではあるけれども誠実にも見えました。

そして、真ん中の似合うことよ。

全ツ組に路線がほぼぶっこまれているので、

(天城れいんちゃんか、鏡星珠くんはバウでもよかったのでは?)

余計に真ん中感が強くなった感じはする。

 

レナール夫人の朝葉ことのちゃん。

この役って「仮面のロマネスク」のトゥールベル夫人と同様、

貞淑で子供思いの母でないとジュリアンに溺れる説得力がないわけで、

彼女の「ごめんなさいね、ジュリアン」は愛情にあふれていて、

レナール夫人の一つの正解を見た気がしました。

 

マチルドの七彩はづきちゃん。

この役はどうしても若手に回ってくるけれども、

路線娘役がするには本来とても難しいとは思います。

可愛らしさが残ってしまうとマチルドにならないし、

といってあまりに嫌味になると路線娘役としてどうよ?になってしまう。

結構絶妙なところを攻めた役作りだったとは思いました。

 

おまけ話。

かなめさんの歌がいまだに大好きなワタクシは

かなめさんの赤と黒がもう一度聞きたくなったのでした。