菊池洋子 ベートーヴェン 4大ソナタを弾く | かきぴーのブログ

かきぴーのブログ

気が向いたら更新しま~す

9/11、『菊池洋子 ベートーヴェン 4大ソナタを弾く』のため兵庫県立芸術文化センターへ。

 

 

菊池さんは昨年もこのホールで「菊池洋子 モーツァルト 音のパレット」というのをされてて(2年がかりで挑むピアノ・プロジェクトだったみたい)、今回はベートーヴェンなんですね。

ソナタというのはどうも私には難しすぎるんだけど、知ってる曲でかつ好きな曲だったので行ってみた。

 

会場は菊池さんの根強いファンとおぼしき方で埋め尽くされてて、シニア率が高かった。

初めてお目にかかる菊池さんはポスターのような赤いドレスで登場し、大変にスレンダーな方だった。

 

演奏はどの曲も美しいなぁと聴いたんだけど、やっぱり私には難解だったよう汗知ってる曲のはずなのに途中からどの曲も同じように感じられて、「あれ?これさっき聴いた曲じゃね?」なんてなってしまった(^^;)

そんな中、最後の曲は今までと同じ人が弾いてるとは思えないくらい違って聴こえたんだけど、私の勘違いだろうか。

最後の曲「熱情」はそれまでと違って音がとてもクリアにスッと届いてきて、思わず身を乗り出したい気持ちで聴き入った。本当に圧巻で、終わった後は思わずの(だよね、多分)「ブラボウッ」も飛んだ、からの大拍手拍手拍手拍手 まぁ、最後の曲に対してじゃなくて、演奏全体に対してなんだろうけど。全部良かったけど、私は「熱情」はほんとに感動したなぁ。

 

私はそのまま終わってもいいように思ったけど、アンコールも弾いて下さった。

アンコール曲
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲より アリア

 

前の席の人が頭を大きく右に左にと動かすのがうっとおしかったけど、他にお客さんにあまり変な人もいなくて、素敵な時間を過ごせて良かったニコニコ