ハイテク極細水中糸で鮎を釣る
ターボVなど、ハイテクラインには編み込みで、
ナイロン糸を接続するのが最高の結束方法である
と言われています。
0.03号というラインは、髪の毛よりも更に細いラインですが、
編み込みさえしっかりとすれば、
0.03号という事を意識せずに使っていく事ができるでしょう。
他にも鮎釣りの他、渓流などでもターボVを使った
仕掛けが使用されていて、
細糸による事による水流抵抗の低減や、
沈みの速さ、そしてアタリのとりやすさなどで、
多くの釣り師がつかっているものとされています。
仕掛けを作るために、極細の水中糸を
編みこまなければならない、
また一部カットしなければならない
という面倒さはありますが、
使い勝手としては非常に良いものになっています。
極細ラインは素材こそ丈夫なものになっていますが、
やさしく、ていねいに扱う必要があります。
仕掛けを付けたまま竿を草むらに寝かせる、
といったような事は、
できる事ならばやめておいた方が良いです。
休憩などをする時は専用の竿立てにおくか、
仕掛けを巻き取ってしまうようにする方が良いでしょう。
釣果はオトリ鮎の川底の移動距離に比例
鮎釣りではとにかく、引くなり泳がすなりをして、
手段を選ばずにオトリ鮎の移動距離を
稼ぐようにすると良いでしょう。
鮎が少ない時などでは、泳がせ釣りの練習にもなります。
筋を変えて泳がせる事が出来なければ釣りにはなりません。
これは、他の引き釣りについても言えることです。
他の鮎釣り師の方を見学していると分かる事ですが、
セオリー通りに竿先はまっすぐに、
目印のキープによって、
鮎釣りをしている人が多数いるのだとか。
オトリ鮎が川底をどれだけ移動したかという事が、
釣果に関わってきます。
オトリ鮎の移動距離を伸ばすためには、
鮎釣り師の足による援助も非常に重要になってきます。
同行者が多くいれば、
オトリ鮎のサラ場での移動距離が少なくなるので、
大移動は必要になってきてしまいますが、
これが釣果に関わってくる重要なものとなるのです。
また別の表現をするならば、鮎は足で釣る
という事にもなりましょうか。
オトリ鮎が、いかに鮎釣りで大切な事であるかが
分かると思います。