まさかね~~~。
ピカチューの逆襲の原因が・・・
こんなところにあったなんて・・・
土曜の夜は外食っていうことになっていたので、
夕飯の支度せずに待っていたんだけれど
夫と弟の帰宅は午後8時を回っていた。
お昼ごはんに電気たこ焼き器で作った、タコなし(そんなことは宗教とは関係ないと思うが夫はイスラム教では食べてはいけないと言っているため食べることができない)野菜のみたこ焼きは
腹持ちも悪く、
私は、あまりのおなかすきすぎの状態に、
電池切れのおもちゃのように、
動けなくなった。
鼻水もで始め、だるいのも重なり・・・
”私、行かない”と断った。
マクドナルドにするから、すぐ帰るから・・・・と誘われても、マクドナルドだからいやだというのではなくて、回転寿司であってもやっぱリ、行きたいとは思えないぐらいの眠気とだるさだったし、
けっして、なれなれしい、いつまで滞在するかわからない義理の弟の大声とつまらない冗談を聞きたくなかったというそれだけの理由ではなかったのは確かだった。
彼らが出かけた後に、インスタントラーメーンを食べて、布団に入った時に電話が鳴った。
”何か買っていこうか?”とはピカチューのやさしい言葉だった。
本当に具合が悪かった私は、決して邪険な態度ではなく、”ありがとう。でももう寝てるから、いらない”とやさしく断った。
そう。
この時まではたしかに、たしかに、逆襲の”ぎ”の字もなかったのに・・・・
ここで夫の怒りの原因がわかる人はたとえクイズ形式にしたって、世界中のだれも正解しないだろうと、
私は自信を持っている。
ああ・・・・・
ピカチューの怒りの原因は、
顔の産毛の処理だった。
想像するに、
きっとマクドナルドの明るい光の中で、娘たちの顔をまじまじと眺めたのかもしれない。
あるいは、フィレオフィッシュをほおばる次女の口元を見つめながら気がついたのかもしれない。
帰宅するなり、だれに断って、剃ったんだ!・・・・っていきなり、怒鳴られても・・・・
日本人のわりには毛深い私と、胸毛もある夫の子供たちだもの・・・とくに次女の鼻の下の産毛は彼女が何とかして欲しいと私に何ヶ月も前に、何度も何度も言ってくるので、何ヶ月も前に剃ってあげたのだったけれど。
勝手なことばっかりやってんじゃねえ!!!俺はお前とうまくやっていこうと思ってがんばってるのに!!!
完全に眠り込んでいたわけではなかったのだけれど、
まさに予想もしていない逆襲に、
少し上半身を起こして、
雷の後に
そのまま布団にもぐりこんで寝入ってしまった私の
目覚めはやっぱり悪かった。
けれど・・・・・
今朝もぶつぶつ・・・昨夜の続きの話を続ける夫が、
日曜日の宗教的な集まりで、産毛の処理について質問したら、
宣教をされているえらい人が、
イスラム教では女性が顔にかみそりを当ててはいけないと
教えてくれたのだと力説した。
それでは、「抜けばいいのね?」と脱毛をあきらめきれない私は、
いつもなら口を閉ざしてむくれてしまうのに、
こんなこと言っていいのかな?と思いつつ口にした。
冬のイスラミックキャンプの時に海外から宣教にいらした先生に、
産毛の処理について質問したら、
そんなことは大切なことではない(つまり、もっとちゃんとしたことを質問するようにさとされた。当然です。)と言われたのだと夫に伝えると、
”俺がだめだと言ったらだめなんだ!!!”
ああ・・・・やっぱりあなたの帰結は、そこなのね・・・・
でも、
でも、
いつもならそれでいじけてしまい、貝のように口を閉ざしてしまう私なのに・・・・
思っていたことを口に出せたおかげで、
会話がまわるようになったのです。
そのおかげで、ギクシャクしたものが胸にたまっていないのです。
皆さんに聞いていいただけているおかげだと存じております。
ありがとうございます。
ピカチューの雷は突然やってくるし、
思いもよらない方角から、狙いを定められたりするのかもしれないのだけれど、
おかげさまで、
夫の目に怯えないで話ができる自分がいます。
雷の後なのに、
私は元気でいられます。
いつもありがとうございます。
大きな感謝を込めて・・・アイシャ