私の知らない世界だった。


お友達のお話は私にひとつの現実をおしえてくれた。


もしよろしかったら、


心の片隅にでもいいから、とどめてください。





彼女のお話から~



ある中東の国のろうあ学校の先生は、彼女に語った。

ろうあ者の子供たちは学校に行くのが好きだという。

なぜなら彼らの居場所があるからだと。

家では実の両親や兄弟に無下にあしらわれ‘この子は馬鹿だから。頭がおかしいから’と目の前で言われる子供たち。

両親は子供が口を読むことを理解していないのだと思い、

耳の聞こえない彼らの悪口を言う。

手話?

周りの人間にはそんな事覚える時間や余裕がないのそうだ。

毎日食べていくのがやっとだから、

それに・・手話を覚えても食べていけないから。

だから子供は学校で手話を覚えても誰とも話が出来ないの。。。

だって、家族が手話を理解しないから。。。

彼らが本当に考えている事や気持ちを知ろうとしないから。。。

学校の長期の休み前には子供は泣くの。。。

彼らの居場所がなくなるから。

これを聞いて涙が止まらなかった。

何故?虚しくなった、全体が。

子供って親が厳しくてもやはり親の愛情を求めるでしょう?

それすら出来ないの。。。

その求める気持ちを考えたら涙が止まらなかった。

本当は宗教云々より何が大事なのって馬鹿な理想を求める私もいる。。。

でもね、まだ学校へ行かせてもらえるだけまだましなのだという。

多くは農作業等の手伝いを強いられる。

そのほうが確実に食べていけるから。

彼らが学校へ行ける理由は自分で歩けるから。

他の重い障害で手伝いも出来ないなのであれば、部屋の奥に追いやられているはずだと。。。 

以上がお友達のお話です。

知らない世界だったかもしれない。

でも、知っておくべき世界だと思うから、

この場に書いてみました。

コミュニケーション、大切だね。

一方通行では成り立ちえない。

語れること・・・大切にしたいと思ってる。