これは、私が3年前に日本人のイスラム教徒のために発行されている新聞に

 

友人と共同で匿名で投稿したものです。

 

 

 

  

永住権と第二夫人

 

皆さまのお力を貸していただきたくお便りします。

 

学識のある方はどうか身近にいる間違ったイスラム教徒の考えを正していただけないでしょうか。

 

私たちは○○人と結婚してイスラム教徒になったものです。

 

最近私たちのまわりに、

 

○○人の夫が妻の了解を得ずに極秘に自国で婚約あるいは結婚をしてきて、事後報告する(ばれる)ということが数件ありました。

 

いずれも夫が永住権を申請中あるいは取得後のことです。

 

これらのご夫婦はいわゆるビザ目的のペーパーマリッジというものではなく、実際に夫婦として生活を共にされてきた方々です。

 

夫がお祈りをしない、飲酒をする、ギャンブル狂いで借金をするという話はよく耳にします。

 

一人の女性も大切にできないような人間が、

 

イスラームの名のもとに二人目の女性を妻にするのは間違っているのではないでしょうか。

 

しかも妻に内緒で、です。

 

”何々派は事後報告でも大丈夫”とかの学説もあるそうですが、それは私たちにとってはあくまでも知識であって実生活が脅かされるにいたっては受け入れられません。

 

永住権を申請中もしくは取得後というと結婚生活は6,7年から10年以上にわたります。

 

日本に不慣れな夫を助け苦労を共にし、

 

やっと日々の生活に馴染んできたころ、

 

夫から突然”○○国でもう1人妻をもらった”などと言われても、

 

日本人妻の私たちは納得しません。

 

 

人権を無視したこのような屈辱を味わうためにイスラム教徒と結婚したわけではないのです。

 

 

 

なぜ、夫たちは永住権申請段階(あるいは取得後)になって、

 

二人目の妻をもらいたがるのでしょう。

 

 

私たちの身の回りで起きているこのこの悲劇は奇妙にもこの永住権と関わっているのです。

 

(凡人の私たちには、イスラーム法はこの現世において男性に有利に働いているとしか思えません。しかも今の日本の法律では夫が取得した永住権は申請書に偽りがなかぎり”妻のどんな訴え”によっても剥奪できません。よくある話ですが、夫が日本人の妻の了解なしに子どもを自国に連れておいてきたとしても、そこに犯罪性がない限り、この日本の法律はそうした女性たちを守ってくません)

 

 

本来のイスラム教は女性を大切に扱う宗教ではないのでしょうか。

 

 

私たちは彼らが真のイスラム教徒ではないことを知っています。

 

彼らに惑わされるなと皆さんはおっしゃるでしょう。

 

しかし、事態は深刻なのです。

 

私たちの身の周りには間違った考え方のイスラム教徒が多くいるのです。

 

彼らのやっていることはイスラム教を冒涜しているし、

 

私たちはその間違った一部のイスラム教徒によって、

 

イスラームの教えから離れたい心境になるほどまでの屈辱を受けています。

 

(日本でも夫や妻の不倫で離婚するケースがありますが、それを宗教の名のもとに正当化はしません)

 

 

 

彼らが胸に手を当てればおのずと自らの犯した過ちに気がつくはずであろうに、

 

彼らはイスラームの名のもとに自分の行動を正当化し、

 

妻に離婚を申し渡し、もしくは第二夫人を娶るのです。

 

 

続く・・・