夫にプロポーズされた時に断った。
夫が嫌いとかいうのではなく、漠然と結婚をしたくなかったから。
夫は包丁を持ってきた。
夫はその包丁で自分の左の腕に私の名前のイニシヤルの傷をつけた。
私の目の前で流れ落ちる血・・・
”私なんかのためにそんなことしないで!結婚するからお願いだからやめて!”と口走った。
それが、はじまりだった。
彼の国を訪れた何回目かの時に気がついた。
義理の兄の左の腕に傷があった。
判読不明・・・まるですでにあった傷を消すように(消しゴムで消えない字をその上からぐちゃぐちゃに書いて消すように)傷があった。
過去に恋愛をし、結婚にいたらなかった彼は別の女性と結婚している・・・
そして夫の従弟の左腕にも・・・・
おい、おい、おい・・・・
もしかしてもしかして・・・私はあんたたちの常套手段にひっかかってしまったのかい????
お友達にその話をしたら、
”それ、プロポーズじゃないよ。脅迫だよ”だって・・・・。