ルート治療に出会って
もう4年が経とうとしている。
施術を受けた回数を数えてみたら
40回以上だった。
それだけ回数を重ねていかないと感じなかった感覚や新たな発見は知らないままコリの中に埋もれていたのだろう。
自分自身の体の悪さは
自分が一番わかっている。
受け始めた当初は全く分からなかった。
自分が今どのぐらい悪くて、なぜ高頻度で頭痛が出るのか。
ストレスで背中が痛むのか。
鍼灸師という仕事をしていながら理解できていなかった。
自分の体も理解できていないようじゃ患者さんを良くすることだってもちろん無理なはずだ。
自分の限界を早くも感じ始めたタイミングでルート治療に出会った。
要するに転機だ。
だからこそほぼ1ヶ月に1回は受けていた。
最初のうちは1ヶ月持たなかった。
しんどさが勝って我慢の1週間を過ごすような感じ。
そのうちその我慢をやめた。
しんどかったら2週間、3週間で受けに行った。
タイミングとご縁が重なって、別々の先生のところではあったが、月3回受けたこともあった。
全てにテーマがあり今でも写真を見返せば何となくその時を思い出せる。それぐらい自分の体と向き合った。
だからこそ言えることとして、ただ回数を受ければいいわけでもないし1回2回の施術で判断するのも非常に勿体無いと体感的に思う。
今抱えている痛みや症状、心の不調などは急に出てくるものでは無い。
ストレスや肉体的な負荷が積み重なった我慢の上に出てきている。
今出ている目先の痛みがとれるためのゴールもそもそも人によって全く違うのだ。
現在来院されている方も
ご自身でペースを決めている方
痛くなったら来る方
痛みはないけどそろそろ行っとこうかなぁと思ってくる方など、ご自身の体と相談されている方も多い。
1回ではなかなか感じにくい点の多い治療でもあると思う。
・ただ痛かっただけ
・すごく怠くなってしまって嫌になった。
・金銭的に続けられない
施術者の言い訳に聞こえてしまっても仕方ないとは思うが、
最初の2つは変化に対してネガティブなイメージを持ってしまう方に多い。
症状や人生の変化の早い人はいい変化をしっかりと観察し、
自分の悪い点を改善しようと”普段”を改める行動に入る。
ルート治療に限らず鍼灸などの施術は患者さんとの二人三脚だと思って臨んでいる。施術者の独りよがりな施術も患者側の受けてれば大丈夫と思うのも間違っていると思う。
常にコミュニケーションをとりなるべく負担なく行えるようにしなくてはならない。
ただでさえ太い鍼を沢山扱うのだから。
患者さんとしても術者に全て任せるのではなく、受けた後の経過を良く観察し2回目に報告してくださると次のプランや前回の反省を共有しやすい。
こうやって治療は成り立っていくと思う。
3つ目、金銭面。
僕はルート治療の中でもかなり低価格帯で行っている方ではある。
しかし、一般的な鍼灸治療と比べても割高なのは事実で悩んだこともしばしば。
ただ、低価格でやっていた頃、継続して続けてくれている人はほぼいなかった。
今の金額設定が一番リピートも多い。
いわゆる適正価格なんだと思う。
その価値に合うだけの施術を提供できるよう日々精進する。これは絶対。
最後に
今僕は2〜3ヶ月に1回程度で受けている。
12〜1月は少し追い込んだので、タイミングも合い月1受けられた。
今はできる限り自分で自分のコントロールをするために試行錯誤の日々だ。
呼吸と姿勢は専門学校時代の恩師が提唱しており、
悪戦苦闘しながらそれを自分の施術に盛り込んできた。
学生時代はちんぷんかんぷんだったものが臨床を続けていくうちに腑に落ち始めている。
今が今後の鍼灸師人生においてとても大切なフェーズなのだと感じる。
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