新入社員は私を含め、4人いた。

私が所属していた営業事務2人、経理1人、商品管理1人だった。

それぞれ、部署によって微妙に給料は違っていたが、皆、正社員として採用となった。


広告会社では初めての社会経験として

様々なことを学んだ。


仕事とはどうゆうことなのか、

お金を稼ぐとは、頂くとはどうゆうことなのかなど。


正直、上司や先輩は厳しかった。

当たり前のことではあるが、

仕事ができていないときはすごく怒られた。

何度も怒られ、何度も泣いた。


1年目の12月末で、

同じ営業事務の同期の子が辞めた。


確かに、彼女にも問題点はあったが、辞める最後の方は、パワハラのようなものだった。

何十分も上司が彼女を叱り、上司より上の立場の人たちもそれを止めなかった。

精神的に追い込んでいるように感じた。

彼女が自分から辞めるようにしむけたのかなと思える状態だった。


私自身も同期の彼女のことを好きだったわけではないが、

同じ部署に同期がいなくなったということは

少し、寂しさを感じた。



社会人2年目、

新人の子が入ってきた。

その後輩は元保育士であり、派遣会社を通じて入ってきたが、半年後には正式に広告会社の正社員となった。


普段の業務に加え、後輩の世話、先輩・上司からの指導。

日々を過ごすことに必死になっていた。


社会人3年目、

前々から少し考えていた。

本当にこれでいいのかな。

毎日、伝票とPCとのにらめっこ。

顔も知らない人からの電話対応。

営業サポート。

感謝されることが少なく、仕事に対してどうしてもやり甲斐を見つけられずにいた。

3年経たないと、仕事のおもしろさはわからないと言われたこともあるけど、どうしてもこの仕事を続けていく意味が見いだせなかった。

自分に合った仕事はなんだろう。

と、仕事のことについて真剣に考えるようになった。


そして、考えた末

退職しようと思った。


やり甲斐のある仕事とは何かわからなかったけど、

今までの自分のことを考えた時、

大学で教育のことを学んだ時は

興味を持って授業を受けれた。

教育の現場をもっと知りたいと思った。


教育の現場でなら、やり甲斐を持てるかも知れないと思った。



退職することについては、

父に反対されたが、なんとか説得して(押し切って?)

退職の意向を上司に伝え、

入社3年目の夏に広告会社を退職した。



そして、人生で初めての転職活動が始まった。