イヅル:うぃ~…っ……
あ~っ!檜佐木先輩、全っ然飲んで無いじゃないですかっ!

檜佐木:吉良…お前も飲み過ぎだぞ?

イヅル:そんな事言ったって……しょうがないじゃないですか…っ…ヒック

檜佐木:まぁ、お前の気持ちも分からなくはないけどな…汗

乱菊:いいんじゃない?たまには発散くらいしたってさっ

檜佐木:乱菊さんまでっ

イヅル:そぉですよっ!檜佐木先輩もじゃんじゃん飲んだ方がいいですよ?

檜佐木:あのなぁ…お前も副隊長だろ?隊長が留守の間、俺等が隊をまとめなくてどうすんだよ汗

恋次:吉良、話しは聞かせて貰ったぜ!
ってか…檜佐木先輩…

吉良:…ヒック…阿散井君じゃないかっ

檜佐木:おぅっ阿散井!

恋次:……フッ
檜佐木先輩って本当に出来た人ですよね…

檜佐木:お、おぅ…っ
そうか///?

乱菊:馬鹿ね…こういうのを出来たって言わないのよ?
ヘタレよ、ヘ・タ・レ!
あはははははっ

吉良:へ、ヘタレ…あの檜佐木先輩が……ぷくくっ

檜佐木:ヘタレ…ッ!?吉良!テメェ笑ってんじゃねぇっ//阿散井も何か言って……


恋次:ククッ……ププッ←堪えてる

檜佐木:ちっくしょうっ!酒だっ、酒を持って来い!


乱菊:そうこなくっちゃっ!



いつまでも続く笑い声は
何も無かったかのように
平穏な日常だった
このまま、何も起こらなければいいと願ってしまうのは………………
むかしむかし、
黄色の王国には立派にそびえ立つお城がありました。

王国に君臨するは、可愛く可憐な王女でした。
お城には王女によく似た召使いがいました。

王女は我が儘で必ず3時のおやつに大好きな『ブリオッシュ』を食べていました。

おやつが買えないならば愚民からお金を絞りとりました。彼女に楯突く者がいれば殺されるのです。

『さぁ、ひざまづきなさい』

ある日、王女が恋したのは海の向こうの青い髪の王子でした。
王子は彼女には見向きもせず、緑の髪の女に一目惚れをしたのです。
嫉妬に狂った王女は怒りに身を任せ大臣を呼び出し、静かにこう言いました。

『緑の国を滅ぼしなさい』

あっという間に緑の国は火の海となり苦痛に叫ぶ民衆達の叫び声がこだましたのです。しかし、そんな叫び声が王女には届く筈がなく、今日もまた1人口癖を呟いたのでした。

『あら、おやつの時間だわ』

そんな中、怒りが国全体を覆い…王女を倒すべく1人の女剣士が立ち上がった。民衆達は手と手を取り合い団結をしたのです。

城に迫る数千人の民衆達に疲れ果てた家臣達は我先にと逃げ出して、とうとう王女は捕えられました。

『この、無礼もの!』

可愛く可憐な王女は牢屋に入れられ、うっすらと見える青空を見て何を思ったのか…

午後3時…それが彼女の処刑の時刻。
刻々と迫る時計の音に民衆達は期待の眼差しを向けていました。

ついに王女の処刑時刻、彼女は民衆達には目もくれずいつものように口癖を言いました。

『あら、おやつの時間だわ』


ガシャンッ。


王女はとうとう処刑され、後に語り継がれるのは…



『彼女は正に悪ノ娘』

ayoucさんのブログ-image0017.jpg

あ、あれは……
確かに藍染隊長だった…

忘れもしない

あの瞳も
あの顔も
あの声も…

でも、あの優しかった
眼差しは何処か冷たくて
私の知らない…隊長

優しい手の温もりは
嘘のように私を貫いた
赤い血で染まる

怒りとか悲しいとか
そんなのじゃない

あの時私を貫いた
隊長はどんな想いで…?
卯ノ花隊長が来る事を
知っていて
私に止めを刺さなかったの?

その答えが知りたい

もう一度貴方の側で
笑いながら
歩きたい…

だから

だから…

私は何が何でも
藍染隊長を止めます…