世界に向けたマングローブの森を | 地球にマングローブを!!FROMインドネシア

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「NPO法人 ライオンズの森プロジェクト」は前福岡市長 山崎広太郎氏が

中心となって設立したNPOであるが、

実は山崎氏は博多東ライオンズクラブのメンバーでもある。

元々弊社のマングローブ植林プロジェクトに賛同してくれ、

博多東ライオンズクラブでマングローブの森を作ろうと尽力され、「ライオンズ島」を作った。

しかし、このマングローブ植林事業は1ライオンズクラブで取組む事業にあらず、

日本中、アジア中のライオンズクラブに広げ、さらにはクラブの枠を超え、

世界中の一般の人々が参加できる事業でなくてはならないと思い、

誰でも参加できるNPO法人を立ち上げたのだ。

現在は、世界中の人々に参加して頂けるように活動している。


2008年12月12日

NPOライオンズの森メンバーがバタムを訪れ、

現地バタムのライオンズメンバーとミーティングを行った。

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NPOメンバーは以前にも数回バタムを訪れ現地ライオンズメンバーと以前から交流を深めている。

バタムには2つのライオンズクラブがあり、両クラブとも

このマングローブ植林プロジェクトに賛同してくれている。

今後、共に協力して森作りを行っていこうと約束し、絆を深めた。

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写真左より、
Oennyさん(バタムホース現会長)
山崎広太郎さん(NPO法人 ライオンズの森プロジェクト理事長)
FARIDAさん(バタムセンター現会長)

FARIDAさんが着ているハッピは以前 博多東クラブと交換し合ったものである。


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ミーティングが終わり、その足で以前共にマングローブ植林を行ったライオンズ島へ。

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しかし、ライオンズ島のマングローブの成長は芳しくなかった。

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ライオンズ島はスカナ島同様、海の中に干潮時にのみ現れる干潟であるが、

この干潟は地盤高がスカナ島よりもかなり低い。

その為、浸水時間が長く、マングローブにとって、呼吸や光合成を行いにくい環境である。

現在植えているマングローブはフタバナヒルギとオオバヒルギという2種類であるが、

もっと塩分濃度や浸水時間の長さに耐性のあるアビセニアという種類に

転換していこうと話し合った。→(マングローブへの架け橋)


翌13日

バタムライオンズ、NPOのメンバーは新規植林地へと向かった。

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昨日のライオンズ島では、マングローブの樹種をかえ、補植を行っていく。

それと同時にライオンズ以外の方々や地元住民も一緒になってやれるように、

新しい広い干潟で植林を始めていく。

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上の地図は新規植林地の位置を示したもので、赤で囲んでいる部分が植林を行う干潟である。

干潟の広さは、約300haある。




NPOライオンズの森は、2009年3月に再度バタムを訪れると

現地バタムライオンズと約束し、その際に新しい植林地で、

再び一緒にマングローブの植林を行うことをお互いに確認し合い、別れとなった。

このマングローブ植林プロジェクトを皮切りに、

インドネシア中、いつかはアジア中の海岸がマングローブの森でいっぱいになる日を強く願っている。


Ayo menanam bakau