みなさん、生きているうちにこれだけはしておきたいこと、観ておきたいものってありますよね。
私もまだまだそういうものが残っています。先日のねぶた祭りに続き、ロックバンド、Iron Maidenアイアン・メイデンのLIVEに行ってきました。知り合いがチケット取ってくれました(ねぶたとメイデンじゃ振れ幅大きすぎでは……)
Iron Maiden The FUTURE PAST WORLD TOUR 2024
メイデンも一度観ておきたかったんだよね~。
何枚もアルバム出しているバンド。私が知ってるのは初期の曲ばっかり。でもそこはさすが、2024年ツアーのセットリストはきっちり決まっています。2021年に出た最新アルバム『戦術 - Senjutsu - 』と、『Somewhere In Time』からたくさんやりました。『戦術』は私好みに仕上がっているアルバム。シングルカットされた「Writing on the Wall」をやりましたが、とってもよかった。PVはアニメでかっこいい。
Iron Maiden – The Writing On The Wall (Official Video)
ただ、ネタバレになるけど、最初に出てきてフラフラ倒れて死んでしまう若者を見ていたら、スタジオジブリの『火垂るの墓』を思い出してしまい。そのあとの展開を見ていたら『風の谷のナウシカ』を思い出してしまい。どうしてもジブリから離れられない私(笑)。
ブルース・ディッキンソン(Vo.)と宮崎駿が会ったら、どんな話をするかしら。
音楽専門家じゃないので演奏のことはうまく書けませんが。写真はオフィシャルサイトを見ていただいて。
『戦術』やライブの世界観から感じたのは。この世は地獄、毎日戦いということ。
このアルバムが発表されたのは2021年ですが、2019年には録音が終わっていたそう。つまりロシアによるウクライナ侵攻がはじまるずっと前にできあがっていたのです。まあそのあいだも中東のゴタゴタは続いているんだけど。私がよくわかっていないだけで、どこかで内戦もあるのかも。このアルバムは平和を願うわけでもなく、ただただ地球の現実を音楽に昇華したもの。今回のLIVEもです。砂漠のアニメーションや、日本の鎧兜をまとったエディが出てきて楽しいのに、描かれている現実はとても厳しい。
アンコールの1曲目に「Hell on Earth」という曲をやったけれど。1曲で15分以上やってましたが。涙が出そうになりました。
たくさん好きなバンドはあるけれど、だからアイアン・メイデンが見たかったのよね。
こんな話のあとに気がひけるけど。私がどうしても生きているうちにやりたかったこと、熊野古道歩きの記録です。それも小辺路まで。KindleUnlimitedやってらっしゃればそのまま読めます!