こんにちは、Hitomiです。
今日のコラムのテーマは、前回に引き続き時間管理について☆
前回のコラムはこちら女性セラピストのための時間管理①
唐突ですが、みなさま、残業はしていますか?
私はかつて、よく残業していました。
新人1年目のころなんかは、患者さんが少ないのに何でこんなに遅いの?!
ってぐらい。定時は17時なのに、病院で日づけが変わっちゃったこともありました^^;
新人のころは、毎週1回学生時代並みの症例発表のレジュメを用意して勤務終了後に
先輩たちの前でプレゼンするという
今考えたらなかなかハードな生活でしたね。
つまり、残業の中身は勉強をしたり、症例をまとめたりする作業が中心でした。
リーダーを経て管理職になると、残業の中身は主に下の子たちからの業務相談、治療相談になりました。
これもつまり、自分の業務自体ではなく他者のフォローアップ時間ですね。
一方、残業の時間を、総合実施計画書作りや、報告書類等を作る作業に当てている人もいます。
この2つは、何が違うのでしょう?
まず、前者の勉強、業務相談などは、自分にとって、相手にとって、会社(病院)にとって「プラス」の時間ですよね。「やるべき業務」が終わっている前提でこれらのプラスアルファができると自分の成長にもつながります。
後者はどうでしょう。
計画書、報告書類は「やるべき業務」ですね。
つまり、やるべき仕事が時間を圧して(おして)しまっているということです。
おしているわけじゃなくて、この時間にスケジュ―リングをしているんだよ!というあなたもいるでしょう。
もし、そうならば非常にもったいないです。
せっかく仕事のスケジューリングができているのに、わざわざ効率が悪くなる時間帯に持ってきているのですから。
計画書、報告書はある意味「単純作業」であり、文章を作る「頭脳作業」です。
「単純作業」であれば、作業時間のおおよその目安がつく
「頭脳作業」のピークは起床してから3~4時間後(が最も効率が良い)といわれている
この2つの理由からも、私はこれらの仕事は”朝”に持ってくるのをおすすめします。
残業って、ほかのスタッフも残っていますよね?
単純作業で、一定の時間さえあれば完了するはずなのに、同僚や先輩後輩に話しかけられる。
上司に別の用件で話しかけられる。
こんなのは日常茶飯事だと思います。
少し朝早く行って、一定時間でさっと終わらせられる方が効率良いですよね?
頭脳作業も、朝早く行ってゆっくり考えられると、いい文章が書け、質の良いものができます。
リハビリを10件近くも回って、疲れた状態で頭脳作業などはかどるわけがありません。
おまけに、相談事や勉強したいことがあっても、やるべきことが終わってなければ
それもできなくなってしまいます。
これはつまり、優先順位の高い仕事を朝、午前中に持ってくること。とも言い換えられます。
おまけに、朝やれば、環境的にも、人間の特性的にもスピーディーに仕事が進みます。
ピーター・ドラッカーは仕事を上手に進める3原則として以下のことを挙げています。
①より速くすること
②よりよくすること(質の高い仕事をすること)
③今やるべき仕事をすること
どうですか?
朝、やるべき仕事をしてしまうことで、上記の①②③すべてを満たすことができるのです。
これを活用しない手はありません。
ちなみに、私も頑張って午前中までに掃除洗濯と一部の炊事を終わらせようとしています^^
この法則は主婦にも当てはまりますね(笑)
是非参考にしてみてください。
Hitomi