この講習会はPTよりも深く機能障害の治療が出来るリアルプロフェッショナルOTを育成する事を目的に開催しております。
機能障害の治療が出来ていない事を
ADL訓練やアクティビティーで誤魔化していませんか!?
OT は ADL 等の能力的な分野で介入することが 多いですが、本来そういった事は機能的な評価と 治療が十分に出来る事が前提です。しかしなが ら、実際は PT レベルで機能解剖学的な部分が診れている OT は非常に少ないのが現状です。
この講義では関東で 10 年目以上の PT に対して も機能解剖的な治療技術の講義を行っている講師 (OT)が OT らしさをより輝かせる為の機能解剖学 的な評価と治療をレクチャーいたします。 また、意識障害、高次脳機能障害、不定愁訴に対しより深い介入が出来るようになる事も目的としております。
[この講義で学べること]
■結果が出しやすい技術を習得することで「自分が患者さんを良くしている」という実感を持つことが出来るようになれます。
■少なくとも五つの効果的な手技により、頸部、体幹、上肢、下肢に対して結果が出せるようになれます。
■機能的な変化によりADL訓練が変わることが実感出来るようになれます。
■意識障害に対してこれまでとは違う視点で考えられるようになれます。
■ST以上に高次脳機能障害に対して器質的な部分から考えれるようになります。
[ 講 習 内 容 ]
頸部、上肢、体幹、下肢それぞれの部位で特に結果が出しやすいテクニックを集めて紹介致します。
臨床ですぐに実践出来るテクニックばかりです。
技術系講義:
1、頸部:頸長筋テクニック
2、上肢:橈骨頭の脱臼修復テクニック
3、体幹:大腰筋と腸骨筋間のリリーステクニック
4、下肢:股関節調整テクニック
5、下肢:腓骨のリ・アライメントテクニック
座学系講義:
脳脊髄液システムから意識障害と高次脳機能障害を紐解く 中枢神経疾患後遺症を患う患者さんの脳内環境を脳脊髄液システムという観点から紐解いていきます。
脳脊髄液の還流を促す簡単な実技も行います
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1、頸長筋テクニック
頸部のインナーマッスルである頸長筋の機能改善を図るテクニックです。
治療効果:
・胸鎖乳突筋、僧帽筋の過緊張の改善
・頸部の可動域拡大
・嚥下機能の改善
・呼吸機能の改善
2、橈骨頭の脱臼修復テクニック
橈骨輪状靱帯から脱落している橈骨頭のアライメントを修復するテクニックです。
治療効果:
・体幹背部の筋緊張の改善
・肩関節の可動域改善
・前腕の回内外可動域の改善
*橈骨頭の脱臼は多くの患者さんにみられる現象です。橈骨が脱臼すると前腕の可動域が減少し、その影響が肩関節→体幹背部と悪い連鎖を作り出します。
3、大腰筋と腸骨筋間のリリーステクニック
大腰筋と腸骨筋の両方を合わせて腸腰筋と言いますが、
多くの患者さんはこの両筋間が癒着しており互いの機能が十分に発揮出来ない状態に陥っています。
治療効果:
・腰椎~骨盤~大腿骨の分離性の改善
・腸腰筋性の腰痛の改善
・立位バランスの改善
・歩行機能(特に立脚層)の改善
4、股関節調整テクニック
「老化は股関節から始まる」と言われるほど可動性が低下しやすい股関節の調整テクニックです。
治療効果:
・股関節可動域の拡大
・立位バランスの改善
・歩行機能の改善
・下肢筋群過緊張の改善
・下肢血流の改善
5、腓骨のリ・アライメントテクニック
加齢と共に外側下方にアライメントが崩れてしまう腓骨の調整テクニックです。
治療効果:
・外側に落ちている重心がしっかり脛骨(内側)に乗り、立位が安定します。
[ 講 習 会 詳 細 ]
対 象:作業療法士のみ
定 員:40名
受講料:12,800円(税込み)
詳細はこちらから
OTセミナーページ
◆統合的リハビリテーションアプローチ研究会セミナー情報◆
講習会ページ
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[臨床で確実に結果が出せる骨盤の評価と治療]
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[IRA頭蓋仙骨テクニック]
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