自分を見つめることの重要さ | 自分らしさを追求する女性セラピスト  Hitomiのブログ

自分らしさを追求する女性セラピスト  Hitomiのブログ

女治療家ひよっこダンサーがお伝えする「できる女」の作り方

こんばんはにひひHitomiです。



お仕事の話ですが、今週は私、家屋訪問ウィークなんですショック!週に3回患者さんのおうちにGOする訳です。


病院で働く私たちが患者さんの家を訪れるのは基本的に1回あるかないか。。

今日はそんな数少ない経験値からお話を1つご紹介します。



では、想像してください。セラピストZさんと私が患者Aさんの家に行きました。


Aさんの自宅の階段に手すりをつける予定です。



Aさんは右手の手指が十分に曲がらず、肩も上がりにくく、左手のほうが物をつかむのは得意です。

右手は使えないわけではないですが、頼るのは不安…



というわけで、一般的に、階段は降りるときのほうが落ちそうで怖いので、上から見て左側に手すりをつけようと考えていざ出陣したわけですグッド!



さて、Aさんの家の階段は目もくらみそうな急ならせん階段。


上から見るとこんな感じヽ(゚◇゚ )ノ(実際のAさんの家ではないですよ)


えーかげんなやっちゃ。-上から


下からだとこんな感じ



えーかげんなやっちゃ。-下から


ふむ、上から見て左に手すりをつけて降りたほうが、安全、安心そうかも。



そうだ、それがいい。かも。



しかしここでAさん

「(下から見て)左に手すりがあったらいいねー、右やと踏ん張るとこがせまいもんねー」


セラピストZ

「いやいやAさん、降りるときの方がこわいでしょ?反対の方がいいよ」と即答。





…本当?



患者Aさんの言うこと、確かにそうではありませんか?


・持ちやすい左に手すりはあるけど、踏み幅がめちゃ狭い


のと


・持ちにくい右に手すりがあるけど、踏ん張りどころが広くある


のと、どっちが怖いですか?



手すりって、絶対片手で持つものではないですよね。

でも、手すりのある側を歩くのは絶対ですよね。なら、踏み幅は広い方がいい。



しょっちゅう在宅で経験のある方や、知識のある方にとっては「そんなん当たり前やん!」って思うでしょう。

ごく普通の人々も「そんなん当たり前やん」って思うでしょう。



しかし、このお話で私がいいたいのは、セラピストは住宅改修の常識とか定石とか知識をつけろとかそんなことではありません。



常に、自分の考えを検証しましょうということです



自分の考えと違う情報を得たら、一旦受け入れて比較検証してみましょう。

その上で、判断をくだしましょう。



これは、どんな場面でも共通です。



このことを意識するだけでも、職場で一目置かれる存在になれるでしょう目


(ちなみにこの件は患者Aさんの意見が採用されました☆)


あー、明日もおうち訪問だっ!


読んでいただいてありがとうございました(*^▽^*)


Hitomi