判決があった次の日に
彼は再保釈で出てきた。



家で帰りを待ってると
ちょっと疲れた顔の彼が帰ってきた。



執行猶予だと思っていた私達は
実刑になった場合のことを考えておらず、
彼にこれからのことどうするのか
真剣に考えてくれ。と言われた。



刑務所入ってから別れたい。待てない。
と手紙が送られてくるのだけは嫌だと。

子供の養育費はちゃんとする。
俺に決めれる権利はないから、
待てないんだったらその覚悟を持って
刑務所に入りたい。だから考えてみてくれと。


今は待つつもりだけど、
もしかしたら待てないかもしれない。って
ずるい返事でも良いから欲しいと。
ある程度覚悟をしたい。と言われた。






でも私の返事は最初から決まってた。


待つ以外に何も浮かばなかった。



私のお腹には彼との赤ちゃんもいるし。
刑務所行っても経った1年。
しかも私は彼がしていた事を、
もともと知ってたわけだし
捕まる事も予想はできていたはず。


今まで良い思いさせてもらってたのに
捕まったから、はいさよなら。なんてできない。




それに私は1年待つことより、
1年周りの人に嘘つくほうがしんどい。
辛い。疲れると思う。








そして私は彼の事がすきだし。







それから私達は控訴のために
弁護士先生を変えた。



あの弁護士先生嫌いだったから良かった。



一審の時に何もしてくれなかったクソ弁護士。




破棄される覚悟で
やれることはこれからやるつもり。