少し日にちを戻し8月24日土曜日。


ば飼い主は、正式な勤務として出勤していた。



土曜日なのでば飼い主を含めて数人のみの勤務。



この土日働いて、月曜日に振替をとり、猫娘を連れて大学病院に行く予定だった。

※車で4時間かかる





外勤しながらの勤務だ。


でかけようとしたら、目の前を黒っぽい小さいものがとことこ通った。


…子猫。


人の顔をちらりと見て、当然のように横切り、玄関前の階段横、日陰になっている砂利にぺたりと腕を伸ばして座る。



時間は朝の8時半。



外勤から帰って来たらまだ同じ場所にいる。




人の職場の敷地で当然のようにまったりしている

(ように見えた)



8月下旬。


残暑はまだ厳しい。


職場の給湯室を漁り、紙コップに水を入れて近くにおく。



1時間後、様子を見に行くと、紙コップの水は手付かずで、子猫の姿は見えなくなっていた。



うちの職場はカラスの巣靴なので、少し心配になり、辺りを回ってみると、10メートルと離れていない建物下方の通風こうの下にちょこんと横たわっていた。



上から見ると死角になってうまく身がかくせている。



子猫とはいえ、生きる力に感心して勤務に戻る。



1時間おきに巡回と施設管理にかこつけて様子を見に行く都度体制を変えて寝たりおきたりを繰り返しているが、一向に動く気配がない。



親兄弟を探す様子もない。


小さいのに野良猫らしく、一声も上げずに外敵から身を守りながらマイペースにすごしている

(ように見えた)



昼休みに入ったので念のため動物病院を探してみる。


赴任先でのかかりつけ医は、土曜日は午前診療。しかも、午前受付の患者がが午後2時過ぎまでびっしり待っているのは知り尽くしている。



土曜日の午後までやっており、かつ日曜日も診察しているという動物病院を見つけて、電話をしてみる。



診察は16時までだが、ば飼い主の勤務時間終了後まで待ってくれるので、「その時捕獲できたら」診察してくれるとのことだった。







※脈絡のないある日のランチ