théâtre Paris Kidori 8周年記念行事、
今年は、オリジナルミュージカルとショーの
2本立です。
前半に行われるオリジナルミュージカルの
詳細が発表になりました。

 『ミュージカル 髑髏尼 試演会』
原作 吉井勇 作詞 藍澤幸頼 作曲 小沼竜之
演出 藍澤幸頼
出演 瀧本真己 若松渓太 藤田宏樹 中川宗太朗
Pf.小沼竜之 ¥11.000-
7/27 28       17:30 開場 18:00 開演 
7/29 30 31  18:30 開場 19:00 開演

5日間の5回公演です。
ワタクシは出演せず、
制作・演出に専念致します。

この数ヶ月は、
作詞をしながら、
小道具や衣装を揃え初めていました。

昨日、22曲の作詞が終わりました。
作曲の小沼竜之も
なかなか耳をつく曲を
次々に描いてくれています。
曲は、現代ミュージカルを感じさせます。

原作は、
ワタクシが
玉川大学文学部芸術学科演劇専攻2年の時に、
実習公演で今尾哲也先生が
演出なさって、助手と出演をしたものです。

すでにその当時、
ミュージカルにしたら素敵なのにと、
40年ほど温めてきた作品です。
原作は古語表現がいっぱいあります。

2年前に、
坂東玉三郎さんが
歌舞伎で演出主演をされました。

源氏が平家の末裔を
皆殺しにする為に
町中で、源氏の武士たちが
疑わしい子供をさらっていく中。

新中納言局が
子供をさらわれ、
武士を追っていくところから、
話は始まります。

やがて
新地納言局は、出家し、
殺された子供の髑髏を持っていることから、
髑髏尼と呼ばれるようになります。

鐘楼守の七兵衛は、
髑髏尼に恋をします。

七兵衛は、亡き母に
絶対に自分の顔を見てはいけないと
育てられ、その言いつけを守ってきましたが、
恋心が彼を動かして、
自分の顔を見てしまい、
何故、皆が自分から逃げるのか
知ります。

彼は、意を決して
尼寺から一緒に逃げようと
髑髏尼に告白します。

拒まれた七兵衛は、
髑髏尼を殺め、
追って自分も
飛び降りようと鐘楼に向かい
物語は終わります。


ノートルダムの鐘的なところがありますね。

七兵衛が初めて
自分の顔を見るシーン2曲を
小沼竜之と創って
制作をすることを決めました。

5日間キャパが埋まったとして、
公演収益の1/3が
舞台セット、小道具、衣装で
すでに飛んでいきました😂、
まだ、揃えるものがあります。

クラウドファンディングなどはしないで、
公演収益で制作費、ギャラ、
théâtre Paris Kidori 1日あたりの維持費を
まかない、これから手直しをしながら、
3年くらいかけて作品を磨き上げたいと思っています。

皆様においでいただかないと、
私個人がどん!と背負うこととなります😭。


何卒よろしくお願い申し上げます。

↓園田氏デザインのミュージカルロゴ2種のウチのひとつです。