銀座『蛙たち』で、

ピアニストの松本哲平と

夜の出演前に、

クミコさんのライブを

久しぶりにお聞きした。


ユミさんが

カウンターの間近の席を

用意してくだすった。


ん10年前、いや、約30年前、

アルバイトをしていた、

今は無き、

新橋『アダムス』のカウンターで、

クミコさんをお聞きしていた時の距離だ。


当時毎月、いらっしゃるのを楽しみにしていた。

コミショウのオレは、

お話することも、いつもできないでいた。


初めてお聞きした日を覚えている。

興しろいでしょ?と

店の方に言われた。


その頃にタイムスリップしたような、

心持ちになったり、

全身全霊で唱うクミコさんに、

ココロが震えぱなしであった。


珠玉のナンバーの数々。


あの頃も、

クミコさんの歌に震えていた。

あんな風にシャンソンを歌いたいと。


クミコさんの

『時は過ぎていく』や『ボンボヤージュ』、

『群衆』、『愛しかない時』

お馴染みのオリジナルの数々。

ブルーハーツのカバーも素敵だ。


とにかく、

言霊がすごい、

シャワーのように言霊が飛んでくる。


毎年、

シャンソンのシングルを出したいとのこと。


シャンソンという言葉を、

知らない世代続出の現在、

瀕死のシャンソンの希望である。

夜店で歌う歌手たちは、

その影で歌わせていただいている。


オレなんかは、

ただ、ただ

世の中を憂う歌を歌っているが、


お客様方を

元気に、勇気づける歌である。


会場は、

女性たちでいっぱい、

同性の支持を受ける歌手は、

ホンモノである。


あー、

すごいな、すごいな。


翌朝、まだ、

クミコさんの歌声が

アタマの中で、鳴っている。


レコードのように、昨日のライブを

モイッカイサイショカラキキタイ。




自撮りの🤳天才、ユミさん。