本日は、

自分が教えている、

大学の専攻科学生公演を鑑賞。



森本薫の「女の一生」である。



若者たちが、

近代戯曲の美しい日本語に

果敢に挑戦して、

話している姿に

胸が打たれた。



若かりし頃、

森本薫戯曲を勉強した。



改めて、

森本町が34歳で亡くなったのを

思うと、


凄さしか感じない。



その若さで、

人間と時代の機微を

卓越したセリフ、

そして、

美しい日本語、

美しいセリフを、

書いていることに、

感嘆する。


教えている学生が

何人か出演していたが、

皆、

想像以上に皆、良かった。



指導が素晴らしいのだろう。



自分の教えている大学は、

短大では、あるが、

上に、専攻科があり、

所定の単位をおさめると、

4年制と同じ資格が貰えるので、

他の演劇大学と変わらないが、

2年終了時に、

卒業生をだした後、

プロ思考の学生が

専攻科に進学する傾向にあり、

レベルが高のだ。





そして、


本日、


théâtre Paris Kidori に関わった、


若手から、


劇団四季研究所の合格の連絡があった。



théâtre Paris Kidori から

3人目である。


いろいろ思うところはあるが、

とにかく、良かった。



若者を教えているのは、

表現に対して、

誠実に、果敢に

挑戦する姿を見たいだけなのかもしれない。


それに、

素晴らしい仕事は、

きっと、いつか、

付いてくる。


兎に角、


ミンナミンナヨカッタ。