ミュージカル「ジェイミー」を観劇した。



終演後、

プログラムを購入し、

この舞台が、

BBCのドキュメンタリーで放送された、

ドラッククイーンに憧れてる、

16歳の少年の夢を追いかけた番組が

もとになっていると知った。


それを知ると印象は、

一変した。


この手の話は、

大抵、

親との葛藤、

差別を乗り越えて

ワタシは、ワタシ、

めでたし、めでたしの

お話だが、


最初から、

母親が息子の

応援団長なのだ。


その違和感を

解いていく物語の進行である。




キャストの若い子たちは、

高校生に見えて、

かわいいが、

それは、日本の高校生である。

ハイスクールの学生は、

もう少し大人びても良いような気がした。


ドラッククイーンの皆様、


石川禅さん

今井清隆さん

泉見洋平さん

吉野圭吾さん


かつて、

稽古場で、

近くで観ていた方々。


しかも、全員女装。


そこに、

保坂知寿さん


気持ちが乱れて、


もはや、

物語が入ってこない。




主役の

高橋楓くんは、

なんて、

プレーンな子だろうと思った。


キモチワルイと言われるには、


ちょっと遠いような気がしてた。


ドラックさんたちのショーがみたかったな。