昨日、帝国劇場で「レ・ミゼラブル」を観劇した。シドニーやロンドンを含め、20回以上は見ている。今回は、 Paris Kidoriで修業していた、
藤田宏樹がプレビューを終えて、初日である。
今まで涙が出なかったところでも
涙腺崩壊。

神父様がジャンバルジャンを逃すシーンから
ぼろぼろ、
あちこちで宏樹を見つけ
馬車に轢かれてるシーンでは、
筋に関係なく
学芸会に行った父親の気持ちで
よくわからない涙(笑)。

ファンテーヌ、知念里奈ちゃんのシーンは、
全編涙腺崩壊。
警察に捕まったら、子供が死ぬのシーンは、
嗚咽がでそうになる。
もちろん、「夢やぶれて」も素敵だった。

1幕最後の合唱
アスニハワカル、カミノミココロガ。
の歌詞で涙がとまらない。
今までは、流して聞いていた歌詞。

アスニハワカル、カミノミココロガ
神さま〜、本当に明日にはわかるのでしょうか?
神さま〜😭😭😭嗚咽。
ワタクシ、疲れている。

新演出がさらに手直しがされ、
パワーアップしていた。
ジャベールが身を投げるシーンの橋が
昨年は、正直なんか貧相だと思っていたが、
リアリティのある橋になっていたし、
身の投げ方も迫力があった。

また、各所のプロジェクションマッピング効果もパワーアップ。

ラスト、
ジャンバルジャンが亡くなるシーンで、
天国から迎えにくる
里奈ちゃんの演技は、秀逸。
ジャンバルジャンをまさに
迎えようとしているとき、
マリウスとコゼットが入ってきて
身を翻すところは、
神々しさがある。
この物語で
もっとも美しいシーンのひとつである。

終演後、十数年ぶりに里奈ちゃんに会う。
あまりに、懐かしさと彼女の幸せが嬉しくて
ハグをする。
正しく生きている人は、演技も素晴らしい。

宏樹のおかげで、
ここのとこ、かつてワタクシがシゴトを
一緒にさせていただいた方々にお会いしたり、
カミノミココロとしか思えない。
何かにいざなわれているような。

終演後、宏樹と Paris Kidoriへ。
夜は、ライブである。
宏樹のオーディション用の画像も撮れたり、
喉の使い方が舞台とは変わるので、
リカバリーになったようで
新たな気持ちで舞台に向かって欲しい。
もう一日チケット買っておいて良かった。