昨日、Paris Kidoriはお休みでしたが、
竹下ユキさんのレコーディングが行われました。

 
 Paris Kidoriが劇場からスタジオに変わった瞬間でした。もうYAMAHAで作られてない、S4Bのピアノだからこそ、実現したのだろう。
今なら、決断できないだろうお高いピアノを新品で購入。メンテナンスを考えて国産でと思っていたが、ワンランク下のピアノを考えていたけど、
宮地楽器の会長さんの一言で決心したのだ。
 Paris Kidoriは、郊外のちっちゃなシャンソニエ、売りは、質の高い音楽だ。
店主のこだわりで選んだ出演者とピアニスト、
そして、ピアノの音である。
だから、質の高いピアノが必要だろうと
会長さんの言葉で決めた。
今なら、人生で1番高いお買い物を決心することは、できないかもしれない。
あの時の情熱と勢いだけであった。

毎月調律をしてきて、
ピアノが変わっていく様子を目の当たりにして
僕自身がピアノを知っていく機会を得た。
まるで、生き物である。

さて、レコーディングなので、
その日は、朝に調律。
調律の間、僕はジムに行ってカラダを調律。
3日間、レコーディングが行われるけど、
第1日は、 Paris Kidoriのピアニストの顔、
上里知巳さんである。

毎月来ている調律師さんが釘づけになっているのが、わかる。 Paris Kidoriのやりたい音楽を聴いていただけて、僕も嬉しい。
そして、 Paris Kidoriのトップシンガー、竹下ユキさんである。
レコーディングは、1テイクでオッケーである。
さすが!てか、おどろき!
念のためにもう1回とる進行。

僕自身、録音を経験して、
ライブとは、違うチャンネルがもともられるのを
実感したけど、
サスガ、竹下さんである。

調律師さんが僕も写真撮っていいですか?
と、 Paris Kidoriをやっとわかっていただいたような。

 CDに、 Paris Kidoriの名前を入れて下さるそうで名誉である。

越路吹雪さんのライブインミモザのように。

 Paris Kidoriが劇場として
新しいシャンソン文化の発信地に
になりたいという、
僕の願いがまた、
一歩進ませていただいたような。

経営は、大変だけど
確実に願いは、進んでいる。
 Paris Kidoriの若手歌手も
若手ピアニストも育ってきたし、
 なんだか楽しそうな Paris Kidori✨
あとは、入りきれないお客様を待つばかり。
お客様よ、お待ちしている。