昨日午後15時頃、
 Paris  Kidoriのドアを
コンコンたたく音
あかりも灯してないので
ギョッとしたら、
夜のライブの確認だった。
ライブのインフォメーションの看板を
もう出してあるのに、、、。

路面店だからかもしれないが
アプローチ部分の前に
縄があるのに
越えて入ってくるヒト多数。

営業の人
クローズしているのに
入れないかの人などなど
忘れないかぎりドアをロックする。

開店したら、
午後、ドアをコンコンした方が見えた。
15時から飲んでいるようで酔っている。
ライブがはじまって
歌の途中で、
騒いだり、手をたたいたりするので、
隣に座りなだめていたが、
無理なので、
後ろから、羽交い締めにして
ずりずり外に引きずり出す。

外で押し問答
しまいには、お支払いをしないというので、
警察に電話をしようとしていると
二軒となりのスタッフさんが
電話しましょうか?と
大丈夫と答えて
ベンチにそのヒトを押さえつけながら、
警察に電話、
あっさり、お金を払う。
警察に解決した旨伝える。

店にもどり
厨房で歌手が歌う

私の心はヴァイオリン

を聞きながら泣いた。

人生の大先輩を叱りつけたこと
柄にもなく、凄んだ自分
その人がシャンソンを好きなこと
お酒で僕も失敗数知れず、
だから、酔う人の気持ちもわかる。

切なくて切なくて

飲み屋ではよくあることかもしれないが、
劇場をやってるつもりである。
ここでは、あってはいけないことだ。

店をはじめて
自分は、向いていない、
向いていないと
何度も思い知らさせれる。

コミュニケーション能力のない自分が
沢山のミュージシャンとコンタクトをしての
スケジュール創り。
素人の自分が、料理をしてお酒をつくる。
大成できなかった僕が後輩を指導。
ひ弱な自分が酔っ払いを引きずり出し
騒ぐのを押さえつけて
「てめぇ、◯すぞ!」と脅かす。

こんな人生なのか⁈
こんな人生で良いのか⁈
切なくて、切なくて
昨夜は、自分も泥酔した。

今夜は、
歌手だけでいられる。
銀座「蛙たち」に出演する。
歌いながら、答えが見えてくるかなぁ。