3年ぶりに
シャンソネットスペシャルに
出演させていただいた。

別日リハーサルから、
とても刺激をうけた。
諸先輩のそのヒト独自の歌の世界。
ほかの誰かでもない。
本当に素敵だ。
 
 皆さん、数十年単位を歌ってらっしゃる。
大変なことだ。

楽屋でも、
広瀬さんが、
昔のシャンソニエのお話をしてくだすって
とても興味ある内容だった。
ヘェ〜そうなんですかぁを
連発。

「楽屋が静かだと何かあったのかと思う、
楽屋が楽しいと舞台の上も良くなる。」と。

洸子さんが
「あなたの髭、書いてるの?
怪しいわねー。
ただでさえ怪しいのに」と(笑)。

また、皆さんでカーテンコールのリハで
袖にスタンバイしているとき、
「アイザワとはただならぬ関係なんだよ。」
一同「?😆」
藍澤「はい、たたならぬ関係です。」

楽しい舞台裏でした。

帰りがけに女性楽屋にご挨拶に伺うと、
仲さんと洸子さんが、
仲さんが「あなた、アダムスにいらっしゃったんですってね。」
アイザワ「毎月、仲さんの歌を聞かせていただいてました。」
洸子さん「このコも変わったから、
昔は、可愛かったんだよ。」
アイザワ「泥水飲んできたので、老けました。」
仲さん「泥水飲んでいない歌手なんていないわよ。」と。

あの頃、先輩方は、悠々と歌っているように見えていた。

仲さんの口から、

「泥水飲んでいない歌手なんていないわよ。」と

なんかジーンときた。

アツイ胸を抱えながら、楽屋を出た。