映画「ウォルトディズニーの約束」を観た。
「ウォルト・ディズニーの約束」は、童話「メアリー・ポピンズ」の作者、P・L・トラバース(エマ・トンプソン)が、ウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)の熱烈な要望で映画化に応じるという物語。幼少期の思い出を交錯させながら、トラバースの父親への思いが映画に反映されていく。

 大学の頃もちろんミュージカルは大好きだったが、どうもディズニー関係は子供向けという感じがして食わずぎらいだった。
メアリーポピンズの映画も観た気になっていたが、少し前にDVDで初めて観て、もちろん感動したが、それをふまえて今回観ると後半、涙がとまらなかった、

世の中には、偏屈な人がいる。アルプスの少女ハイジのおじいさんのような。そういう人も最初から偏屈だったわけではないわけで、
人は多かれ、少なかれ過去に起きたこに縛られている。

自分もどっちかというと雁字搦めだ。
何十年も人を恨んだり
何十年も前の恥ずかしいことに思い悩んだり
また同じことがおきるんじゃないかと前に進めなかったり

そんな自分だから、きっと涙がとまらなかったかもしれない。

そろそろ自分も自分を解放してあげる作業をはじめないといけないなと思わせてくれた映画だ。

ウォルトディズニーの幼少期の境遇もはじめて知っておどろいた。
夢の国とか、ネズミーランドと揶揄するひともいるが、
いくつになっても夢は必要だ。
でもちょっと恥ずかしいから、
まだ見続けてる夢や新しい夢を人には教えはしないけどさ。

*次回ライブ 3/28金曜日 新宿 Village