岩谷時子先生が亡くなった。
初めてお会いしたのは、劇団時代の初舞台の初日パーティー。
母が越路吹雪さんのファンだったので、幼いときから越路さんが出るとテレビの前に座らされた。
岩谷先生はたくさんのミュージカルの訳詞をなさってるので、劇団をやめてからも、いろんな現場でお会いした、現場で訳の手直しなさる場に遭遇したときは、とても嬉しかった、つたないながらも自分もいくつかの訳詞を手がけている、また大学院の修士論文もミュジーカルの翻訳上演についてのものなので、いつかお話してみたいと思っていました。
ミスサイゴンに出演中、楽屋入り口で先生がポツンと座ってらした、勇気を出して、先生の訳されているミュージカルにいくつも出演したこと、シャンソンを歌っていてこれまた、先生の訳されたものを唱っていることをお伝えした。
先生は、にこっとほほえまれて。「ご縁があるのね。」言ってくださってとてもうれしかったのを覚えています。
シャンソンで若いときは、女性の歌詞はあまりうたわなかったけど、
最近は、気にせずなんでも唱いますが、先生の女性の歌詞はとても好きだ。
先生は印象派の訳詞家だ。(自分いわく)
いつか、先生にシャンソンを聴いていただきたかった。
ご冥福をお祈り致します。

(てかロンゲの画像に自分でびっくり!!)


11月ライブ

11/5 Village
11/13 LaManda
11/22 VIllage藍澤 幸頼のブログ