映画『MY HOUSE』を観た。http://myhouse-movie.com/

なめていた。

ヒサシブリにズンときた。


弱っている今のオレにはハードだった。

ほぼモノクロ

映画ならではの表現がたくさん詰まっている。


できるだけ台詞を排している。

簡単に言ってしまえば、ホームレスの主人公の話。


いつもは、買わないポップコーンを持って入った。

そのポップコーンにつかまってないと

観ていられなかった。


観客としては、後悔はしていないがつらかった。

俳優としては。ラブホテルのゴミ捨てをしている従業員の役でも、

なんでもかかわってみたいと思わせる映画だ。


今まで、生きてきて

もしかしたら、自分がホームレスになるかもしれないと

思ったことが何度かあった。

それは、経済的なことでもあり、いろいろな社会のしがらみから逃げたい

という気持ちだった。

オレ自身が、かわっていて、自分の価値観がおかしいのじゃないか?と


いつも自問自答していた。いや、今もだが。


この映画では、

どんなところで生きていても。


そこには、リスクが存在してるということを再認識させてくれる。

きっとヒットしない映画

こういうメジャーな監督がこういう映画を撮る。

ちょっと嬉しい。

家ってなんだ、社会ってなんだ、国家ってなんだ、

自由ってなんだ。

自分は何モノなんだ。