今、俺のいちばん新しい歌は、

Je suis malade 「マラーダ(病気)」

何ヶ月も唱うまでにかかった。

月曜日のライブで初めて唱った。

訳詞もとっても苦労した。

いくつかの日本語訳もあったけど、

どれもオリジナルの悲しさが伝わらないような気がして

フランス語の部分をちょっとだけ残して

自分で歌詞をつけた。

Birthday Liveでは、特別にリハーサルをしたにもかかわらず

本番中に怖くなって唱うのをやめてしまった。

本当は、ピアノとあわせて、何十回も唱いたいけれど...。

シャンソンニエでは、通常リハーサルは行わない

古くからの習慣だ。

ミュージカルの舞台は、何ヶ月も稽古をする、

今思えば、舞台の初日も、この恐怖に比べればたいしたこではなかった。

月曜日、3ステージ目で、ほとんどお客さんが帰られた後だったので、

どうしようかなぁ........ぶつぶつぶつ

と言っているとお客様に、今、唱わないと当分唱えないんじゃない?

と背中をおしていただいた。

家を出るときは、今日は唱おうと思っていた。

何ヶ月も、練習して創ったのだ。

緊張感と、歌の主人公の病的なまでに失恋で心に傷を負っているところを

結ぶところを、唱っている最中に発見したような。

共演者には、「よっぽど辛い恋をしてきたんですね、

藍澤さんにあってますね。」と言われる始末。

自分でも、「オレの歌」だとオモウ。

失恋して、精神も病んで行いくような歌。

歌詞には、「白雉」とか「バリケード」という言葉が「

世界中の歌手がカバーしてるけれど、

オリジナルはセルジュ・ラマ。とうぶんいつも唱います。

6月 7日木曜日Village
6月19日火曜日Village