超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

 

追悼・山崎元さん

 

結論

いま、もしくは給料やボーナスが出たとき

SBI証券か楽天証券などのネット証券で

全世界インデックスファンドをNISAやiDeCoを使えるだけ使って

生活費を除いたお金の中からなるべく多く、ひたすら持つ

 

ベスト商品

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)など世界中に分散された株式のインデックスファンドを買う

 

世界中の会社に分散して投資できて、コストが低い。利回り5%~期待できる(15年で2倍)

 

国よりも銀行が先に潰れる

 

世の中には知っているだけで得することがたくさんある

 

日本国債の買い手はほとんどが日本国民なのでお金を刷って国民に返せばいい(日本経済が破綻するのは、当分先と考えていい)

 

日本崩壊や金融破綻の話が出ると金融業界の人たちが日本円が危険だと手数料が高い金融商品を勧めてくる

 

銀行のビジネスは、金持ちには投資させて高い手数料をむしり取る、貧乏人には借金させて稼ぎを吸い上げる

 

お金を運用しようと思ったら銀行には近づかない

 

日本国債を買うなら、変動金利型10年満期がよい(2年目以降元本割れなし)

長期金利の66%にあわせて変動

 

お金のことだけリスクを極端に避けるのはバカがやること

 

投資信託はひとつの袋の中にいろいろな会社の株が入っている詰め合わせパック

 

売る側が熱心に売ってくるものは、ほぼ100%自分たちが儲かるから売ろうとしている

 

投資信託のメリットは分散して投資できること

 

投資信託の運用は顧客に開示しなければならないと法律で決まっており、資産は販売者(銀行や証券会社)ではなく信託銀行で別に保管されている(これも法律で決められている)

 

投資信託は資産を比較的安全に保管できる方法

 

インデックスファンド:指数に合わせて機械的に株を買う(手数料が安い)

アクティブファンド:プロが株を選ぶ(手数料が高い)

 

オルカンはMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスという指数に沿って詰め合わせを作ったインデックスファンド

47か国の世界の会社の株式(米国会社が約60%、日本会社が約6%)

 

オルカンを買うことは世界中の会社に広く分散投資すること

 

会社の大きさごとにウェイトが違い、時価総額が大きい会社ほど比率が高い、入れ替えも行われる

 

オルカンはSBI楽天証券なら販売手数料は無料

 

過去のデータからほとんどのプロが機械的に投資しているインデックスファンドに負ける

 

インデックスファンドを買って株式に投資することは、資本を提供してお金を働かせること

 

宝くじの還元率は45%、競馬の還元率は75%。宝くじはぼったくりギャンブル

 

S&P500が良かったのは過去30年くらいの済んだ話であり、これからの話ではない。米国株が今後も同じように上がり続けるかはわからない

 

住宅ローン控除制度とは、住宅ローンを借りて住宅を購入した場合、ローン残高の0.7%を税金から最大13年間控除される

 

ものを買うときは資産価値を考えて買う

 

生命保険は支払う保険料の3~5割が保障にも貯蓄にも使われない。また手数料が開示されていない

 

保険に貯蓄・運用という2つの機能を持たせるべきではない

 

保険は銀行よりも危ないお金の保管場所

 

外貨預金は絶対やらないほうがいい(銀行の手数料が高い)

 

保険はめったに起こらないが起きたら莫大なお金がかかるものに対して効果がある

 

NISAとは投資で得られた利益が一定金額の範囲内で非課税となる

 

つみたて投資枠はオルカンも含めて金融庁が激選した手数料の安い投資信託しか買えない

 

成長投資枠はインデックスファンドに加え、個別株やアクティブファンドも買える

(政府は個別株に投資して欲しい、金融業界はもっと儲かる商品を売りたい)

 

3カ月分の生活費以外の当分使わないお金で投資をする

 

オルカンでも最悪1/3が減る可能性がある(2.3%の確率)年間5%平均で増えると考える(複利で増える)

 

プロでも未来は予測できない。今が安い高いのも誰にもわからない

 

お金を寝かせておくよりも、早く買ってお金に働いてもらう機関が長いほうが現時点では正しい

 

生活費を除いて株価は気にせず機械的にオルカンを買えばいい

 

お金が必要になるまでひたすら持っておくこと

 

72の法則72を利率で割ると2倍になるまでにかかるおおよその年数が出る

 

95歳まで生きることを仮定する

 

ストックオプションをもらえる会社に就職する

 

自分自身に大きな価値がある(人的資本)

 

自分という資本を使って、うまく株に関わることを考える

 

65歳で引退してから、95歳まで生きたとする、老後の期間30年360カ月、360万円を貯めると+1万円、720万円を貯めると+2万円の生活と考えると分かりやすい

 

年金制度は3階建て

1階国民年金

2階厚生年金

3階確定拠出年金

 

給料が600万円の場合、iDeCoを上限の23,000円まで積立れば約55,000円/年節税効果がある

 

iDeCoは運用で儲かった分の税金は運用期間中に限ってNISA同様非課税。ただし60歳までおろせない

 

株式を怖がらずに上手に付き合う

 

ピケティの法則:資産運用により得られる富は、労働によって得られる富よりも成長が早い。株式や不動産を持っている人はより裕福になり、労働でしか富を得られない人は裕福になるのが難しい

 

自分の人的資本は立派な投資対象

 

自分の能力を高めて、収入を増やすとその分インデックスファンドを買える額が増えるので早くお金持ちになれる可能性が上がる

 

つまらない人生を送るのは、お金の運用で失敗するよりもダメなこと

 

いまは誰でも資本家になれる時代。株式の力を上手に利用すること